【文豪ストレイドッグス】国木田さんと腐女子の私は同士でした

16話(国木田さん受けって最高ですよね...まじ可愛い) ページ18

「ふ...ふ...」

「ふ?なんだ?」

「ふ、腐男子ってどう思いますか!?」

「え...あ...いいと...思うぞ?」



腐男子かと国木田に聞こうとしたが、言えずに気まずい雰囲気になってしまう

しかも自分でもなんて返せばいいかがわからない



「あ...あの...そ、そうですよね?」

「あ、ああ?」



更に気まずくなってしまう

こんなことを質問してしまった数十秒前の自分を殴りたい、そうAは思っていた



「...なんかこんなこと質問してしまいすみません」

「気にしなくて大丈夫だぞ!?」

「有難うございます...国木田さん」



結局腐男子かどうか聞けなかったと後悔だけが残る

もうこんな機会は無いかもしれないのに...と心の中でつくづく思う



「私はそろそろ帰りますね、勉強有難う御座いました」

「ああ、気を付けてな」

「はい」



そんな会話を交わし国木田の家と反対の方向に淡々と歩いて行く

Aが遠くまで行き見えなくなった頃、国木田は敦太の小説を見ようとした

その時────



(何故か異様に乱れているな...太宰?いや、成瀬か?さっき腐男子に関する事を話題に出てきたしな...真逆...引かれて...!?...いや、見たのもあくまで可能性だしな、願おう)



国木田が異様に本が乱れているのを目撃してしまったのだ

急いでいたので乱れるのは仕方が無かった、としか言い様がない

あんな所国木田に見られたら不味いだろう


その頃のAはまだ歩いていた

あと家までは少なくとも5分はかかる

国木田があんな事になっているとは知らずに、だ

しかも引かれていると思っている

この状況、どうするべきか...




✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

皆さん、あれがやってきました...宿題ですよ...はは

ただでさえ今日11時までかかったのに...(それは私が悪いです、はい)

なので、今までよりも更新ペース落ちると思います...すみません...

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