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ローブの意味 ページ5

私は次の日、学校案内に出席した
本格的に授業が始まるのは一週間後
遠くから入学してくる子もいるから授業は遅め
だからこの一週間でどこに属するか決め
学校の構造をできるだけ覚えるのだ



「アリス〜、おはよう」



『ライト君!おはよう』



私はライト君に挨拶し、学校案内のメンバーの中に入る
次の瞬間、その人達はザッと道を開けた…え?



「あ〜…ローブ縫ってもらったみたいだねぇ
アーニャに縫ってもらったんでしょ?」



私がコクンと頷くと、ライト君は苦笑していた



「あのねぇ、アリス
アーニャにローブを縫ってもらうのはある種のステータスなんだぁ
この留め具のデザインはアーニャのお気に入りにしかつけないんだって
だからアーニャの庇護下にあるってこと
アーニャを怒らすと怖いからねぇ
でもそれがあればいじめは受けないし〜
人によっては尊敬されるよぉ」



私今、すごい立ち位置にいる気がする…



「…あ、アリスやん」



噂をすればってやつだ
私の後ろにアーニャが立っていた
やっぱりお化け袖だったよ
あと昨日みた時は気づかなかったけど
それ後ろ燕尾服だったんだね
…と言うか、横の人誰だ



「ねぇアーニャ
アリスの安全が確保されるのは良いけど
きちんと説明してからにしてよぉ」



「あ〜、悪かった悪かった
…んなこったよりもアリスのローブに刺繍
魔法付与くらいできるだろ、確か
魔石いるならやるからさ」



『あの〜…お話中に悪いんだけど
この人誰?』



私はアーニャの隣にある人を指差した

視線が痛い→←アレンジされたローブ



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設定タグ:悪役令嬢 , 異世界転生 , チート   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:魔彩 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月27日 23時

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