さすがチート… ページ15
白虎が思いっきり突っ込んで来た
まぁ体力∞だし?
何かと運動神経は良いから無事回避した
「アリス!」
ライト君がこっちに走ってくる
でもその前に白虎がまた突っ込んで来た
攻撃するなら相手を観察しないといけない
ジッと白虎を観察すると、あることに気づく
まるで何かを楽しむような目だった
…余裕ぶっこいてるお前、チート舐めんなよ?
『シャドーボール!』
下級の闇属性魔法だけど
チートな私が使うんだ、普通じゃないのは目に見えている
普通は手元に1つ、小さな黒い火の玉が出る
私は手じゃなくて背後に無数の火の玉が現れた
最近転移が使えるようになったから
地下にある使用禁止の書庫に行った
そこには魔法の本が沢山あって
高度な物が多かったけど基本も混じっていてわかりやすい物が多かった
私は基本的な魔法をすべて独学で覚えた
…学習スピードもチートだったよ
「ガウッ」
すごい数の火の玉が白虎に命中し
綺麗な毛を焼いていく
…と言っても少し焦げるくらい
「はぁっ!」
ライト君が鞭で白虎を打つ
闇属性の魔法は何かと侵食していくのが多く、おまけにつけようと思えば呪いもついたりする
なので属性の中では二番目に強い
一番強いのは聖属性魔法か光属性魔法
人によって意見が割れる
と言うかライト君の鞭で地面を打つと地面がめり込むんだけど…
どんだけ魔力込めたんだろう、不思議だ
「アリス!土魔法使える?
雷属性は土に弱いんだぁ、岩でも良いよ?」
『土…わかった』
土魔法は何かと便利だったから
できるだけ習得しようと頑張った
ゴーレム作ったり、壁を簡易的に作ったり
『ふぅ〜…』
岩でも良いらしいので岩を使おう
鋭く尖った岩が空中に浮く
そのまま、赴くままに…
『いっけぇぇ!!』
岩を白虎に放った
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