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ライト君って何者… ページ13
少し歩き、ギルドに到着した
かなり大きいと思う、私的には
「ん？ライトじゃねーか！
そんで後ろの嬢ちゃんは誰だ？
もしかしてライトの彼女か？
この年で…ませてんなぁ〜」
突然大柄で熊みたいな男が話しかけてきた
ライト君の知り合い？
「ん〜？悪い？」
「いや、悪きゃねーけど…
…ん？え、お前彼女できたのかよ」
大男は少しポカーンとして私を見た
周りの人達も私を見ている
「…つ、ついに坊っちゃんに恋人が…
しかも美人っ！！！」
いや…怖いんだけど
男が大きいから壁だよ、肉壁だよ
「あ、受付さん
A級昇格試験を受けたいんだけど
アリスも参加したいって言ってるんだぁ
飛び入り参加って大丈夫？
でもアリス、A級はもう昇格済みなんだよねぇ」
ライト君のスルースキルすごい
私も見習わないと…
「大丈夫ですけど…
昇格済みならば、保護者的な立ち位置になります
アリス様、ではギルドカードを」
『あ、はい』
私が金色のギルドカードを受付嬢に渡すと
ギルドの中にどよめきが走った
「S級…ですか」
受付嬢はマジマジと私を見た
そんなに珍しいのかな？
「…アリス様、エントリーされました
お返しします」
『ありがとうございます』
「じゃあ行こっか！」
え…どこに？
「試験が始まるのはもうすぐだし
急がないと狩る時間が減るんだよ〜
受付さん、案内してもらっても良いかなぁ？」
「はい、こちらです」
私はライト君に腕を引かれ、外を出た
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