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「 おはようございま……っ!? 」






次の日の朝、時間通りに隠家に顔を出した私が声を詰まらせたのは……






北斗が水着なんですけど !!






程よく…というかむしろガッシリついた筋肉…



……待って、めっちゃかっこいい。







岸「 あ!Aっちおはよ〜〜!! 」






無意識に北斗に見惚れていたせいで、後ろから肩を叩いてきた岸に気づかず大袈裟に驚いてしまった。







岸「 そんな驚く?! 何?何見てたの??! 」

「 いや別に…何も? 」

咲「 あ〜!Aさん待ってましたよ〜〜!! 」








上手く岸をあしらっていたら、隠家から走ってきた咲ちゃん。







「 おはよ〜!どうしたの? 」







満面の笑みで走ってきた咲ちゃんにそう声をかけると、へっへ〜!っと袋を2つ渡された。







咲「 Aさん!!ぶっちゃけ北斗と安井さん、どっちが好みですか?! 」

「 はぁ?! 」








いきなりのぶっ飛んだ質問に思わず変な声が出る。







岸「 お前、、何企んでんの? 」

咲「 ん〜?あ〜この前、北斗と安井さんが好きな水着について話してたから同じような水着安井さんのお金で買ってきちゃった (笑) 」

岸「 バレたら殺されるぞ… 」







大丈夫大丈夫〜♪と咲ちゃんは軽く受け流して、どっちですか?!と私に迫ってくる。




どっちが好み…って……




チラッと隠家のキッチンに立つ2人を見つめる。









「 北斗…かな 」









知らず知らずのうちに勝手に口が動いていた。


迷わなくても決まっていたのかも。








咲「 だっと思いましたよ〜〜!!
はい!じゃ着替えてきてください!! 」

「 え?! 今?! 」

咲「 もうすぐオープンですから!早く!! 」









咲ちゃんに無理やり隠家の控え室に押し込まれる。



って、だと思いました…って、私北斗が好きなように見えてるってこと、?




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作者名:n a g i. | 作成日時:2016年2月19日 19時

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