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動画を2本撮り終えた。公開するのはだいぶ後らしいけど、とりあえず仕事を初めていた川上と福良さんと4人で話をすることに。





福良 「じゃあ、面接とかはないんだけど、改めて自己紹介お願いして大丈夫?」





『えっと、鳴海Aです』




この後も福良さんは出身高校を聞いたり、得意科目とか専攻だとかいろいろ質問責めにしてた。



目がガチだから俺は口挟まない方がいいかな、、
福良さんとAちゃんから目を離すと向かいに座っている川上と目が合った。


紙になにかかいて見せてくる。

ん?ぴ、あす?

川上の耳をみると違う違うというように首を横に振った。

Aちゃんか?

川上の耳から目線を横下にずらすとAちゃんは川上と同じ方の耳に可愛らしいピアスを付けていた。



川上にまた目線を戻すと嬉しそうに頷いている。



川上にもこんなお茶目な一面があるものなのかと心の中で笑いながら良かったな、と口パクで伝えておいた。




でもAちゃんは俺のことが好きなんだ。川上と同じ位置なんてまぐれだろう。




川上 「良かったら俺、Aちゃんの教育係やります」




福良 「あ、忙しくない?大丈夫?山森さんとかに頼もうと思ってたんだけど。」




川上 「大丈夫ですよ。」




伊沢 「え〜川上ずるい。俺もしたい。」



福良「伊沢は忙しいでしょ?川上に頼むよ」



悔しい。誤答するよりクイズに負けるより悔しい。
まいいいや、今度ご飯にでも誘おう。








福良「じゃあ記事ひとつ書いてもらって、それが公開されてからSNS開設してもらってと、、」



川上 「デスク俺の隣で大丈夫ですか?」




福良 「それだったら伊沢も隣だし大丈夫だね」




お、川上ナイスじゃん
川上と俺の間、使ってない席あるもんな。




伊沢 「よろしくね、Aちゃん」





『よろしくお願いします!』




伊沢 「じゃあ、、」



説明しようとしかけたところで我に返る。



伊沢 「ごめん、川上だったわ」



あー今あからさまに落ち込んでるだろうな、俺。





川上 「あ、Aちゃん、じゃあこっち行こう」









その日の夜。



@tax_i_
今日は悔しかったけど嬉しいことがありました。


そうツイートした瞬間、収録ですか!?とたくさんの人からリプライが来る。ふとリプ欄を読み進めていくけどAちゃんのアカウントはない。



仕方なくТLを追っていると20秒前に更新されたツイートが目に入った。

3.なんで俺じゃなくて、→←.



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設定タグ:QuizKnock , 伊沢拓司 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あおい | 作成日時:2020年5月28日 1時

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