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今日はQuizKnockで飲み会をします。私はまだ未成年なので、悲しい事にオレンジジュースです。あぁ、早く誕生日きて欲しいよ。私も皆さんと一緒にお酒飲みたい。
こ「あれ〜Aちゃんどうしたのぉ〜」
前言撤回。これは私の心臓がもたない。渡辺さん可愛すぎるし、すごいあざとい。お酒ってすごい。
『渡辺さん、お酒飲みすぎですよ、お水飲んでください』
私は、緊張し過ぎて、冷たい感じになってしまった。
こ「ねぇ、俺さぁ渡辺さんって呼ばれるの嫌ぁ〜、こうちゃんって呼んでほしいよぉ〜」
『それは、難しいかと思います。』
そう言ったら、こうちゃんは私の頰を両手で挟んで、渡辺さんの方に向けられた。
こ「やだ、俺Aちゃんに、こうちゃんって呼んでほしいよ。」
急に真剣になった渡辺さんに、私の心臓の鼓動は、破裂しそうなほど動いている。
『頑張ります…なので、手、話してください』
こ「じゃあ、こうちゃんって言ってくれたら、離してあげる」
この先輩、小悪魔すぎです。全然ポンコツキャラじゃないじゃないですか!!なんて、あれこれ考えてるうちに、
山「こうちゃんが、Aちゃんにキスしようとしてる!!!」
須「おいwこうちゃん、俺の妹に手を出すなよ〜」
なんて、先輩方からからかわれた、私はすごく恥ずかしかったのに、渡辺さんはあんまり変わってなくてびっくりした。
こ「あとちょっとだったのになぁ〜、これからこうちゃんって呼んでよね」
私にしか聞こえないように言って、山本さんや、須貝さんの所に行った。
私はというと、そのままぼーっとしてオレンジジュースを飲んでいた。お酒を飲んでいないのにさっきの事を思い出すと、顔が真っ赤になってしまう。そうしたら、山森さんが来た。
森「Aちゃん、もうこうちゃんって呼んだほうがいいんじゃないの〜」
山森さんは、私が渡辺さんの事好きなのを知っていて、唯一の相談できる人なのである。
『無理ですよぉ〜心臓破壊しちゃいます、今のままで十分です』
森「ほんと、かわいいねぇ〜、だってこうちゃんって呼ばないのだって、渡辺さんって呼んだほうが『あぁ、ダメです!!』
危ない。酔ってる山森さん怖い。全部暴露されそう。
森「でも、早く行動しないと、誰かに取られちゃうよ。応援してるから頑張って」
そうこうしてる間に、飲み会が終わりになった。
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朔 - 文と文の間をあけたらもっといい作品になると思います。すみません。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 06e8a73e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2020年3月6日 14時