構って … izw (ちょいR) ページ12
｢伊沢さん！！｣
｢うおっ。いきなりでかい声出すな｣
あやすような声で伊沢さんは注意した。
また子供扱い...いや、そんなことはどうでもいい。
｢最近ずっっっっとパソコンと向き合ってません
か！？｣
｢いやだって仕事だし｣
何当たり前の事を、とケラケラ笑われた。
そうじゃないんだよタクシー。
｢そうじゃなくてですね！！！！たまには私と
向き合ってくれてもいいんじゃないんですかね！？
私の次はパソコンですか！！浮気！？｣
｢簡単に言えば、機械に嫉妬してるから構ってほしい
んだよね｣
叫び嘆く私には目もくれず、ズバッと言いやがった。
屈葬.....
｢そーですよそうですよ！分かってるならちゃんとこっち向いて遊びましょう！？｣
｢んー、後10分待って｣
｢もう！仕方ないですね！なら私だってゲームします！！｣
どうしても構ってくれないタクシーニ。なら私だってゲームに走ってやるよこんちくしょーう！
｢A｣
背後から名前を呼ばれたが、意識が半分ゲームな
ので、生返事を返す。
｢はい｣
｢...ごめんて｣
伊沢さんの方を見ないので、拗ねてると思ったのか、
半笑いで謝ってきた。
｢別に怒ってませんよ｣
｢ね、許して？ほら、遊んであげる｣
ぎゅっと後ろから抱きしめられた。手は私の前で
交差してある。が、だんだん手が動いている。
するりと服の下に手を入れられた。
｢ちょっ！？いやいや手ぇ出してください！？許してますし第一怒ってませんから！？｣
｢えー？いいよいいよ、気使わなくて。遊びたかった
んでしょ...？｣
ふっ、と耳元で吐息混じりに囁かれた低い声。
顔に熱が集まるのが自分でも分かった。
抵抗したいのに、伊沢さんのやらしい手つきで力
が抜ける。
｢あのっ、ちょっ...と...っ...も、やめ...｣
｢へぇ。やめて欲しい割には、イイ声出すじゃん？｣
｢違っ...｣
終わった。せめてゲームだけは終了させよう。
震える指先でコントローラーを操作し、ゲームを終了させる。
｢あれ、まだやってても良かったのに｣
｢これで続けるとか猛者ですよ...｣
｢...じゃあ、大人のゲームの続き...する？｣
にやりと笑う悪伊沢。
｢受けて立ちます...｣
次の日遅刻してしまって、伊沢さんにちょっぴり
怒られた後、耳元で｢そんなに良かった？｣と呟かれるのは別の話。
構って
To Be Continued...
美しい愛 ... kwmr→←どんな君も大好き ... ko
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イェーイ(A担) - 最近よく読んでます^ ^更新頑張ってください！ (2020年5月18日 1時) (
レス) id: 758b98fb6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなひら | 作成日時：2020年3月10日 20時
