癒姫喰さんとカレの恋愛話 (ページ11)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:14,802 hit

9. ページ11

癒姫喰side

勿論彼女を傷つける訳では無い

ただ夜美ノさんが私に傷つけられたと言ったらそれに話を合わせるだけ

無言で彼女を睨んだり、鼻で笑って去って行ったり…

今までこんな事した事なんてないから何をしたら騙せるのかずっと考えていた

制服を着て部屋をでるとドアの前にある人が立っていた

｢……おはようございます。

須貝さん｣

須貝｢おはよう、癒姫喰さん。今日は何曜日か知ってる？！土・曜・日！さ、制服脱いで着替えてきて
出かけるから！｣

この人はいきなり過ぎないか

少なくとも彼は私の事が嫌いなはずなのに

気づいたら目で訴えていたのかもしれない
須貝さんが私の訴えに気づいて

須貝｢あ、言っとくけど俺は癒姫喰さんを許した訳じゃない。でも癒姫喰さん自体は嫌いじゃないの
人を虐めるっていう行動が嫌いなだけ。それを除けば俺普通に癒姫喰さんの事好きだし｣

ときっぱり伝えられた。少しだけ納得してしまった

｢とりあえず、着替えてきますね
他のみなさんは？もう支度し終わってるんですか？｣

須貝｢いや、今みんな支度してるから！ゆっくりでいいよ｣

そう言って去っていった須貝さん

私が思っている何倍も良い人なのかもしれない

とりあえずで持ってきていた服に着替え少しだけ化粧をして髪はいつもと変えて縛ろうかな…

ふんわりとした三つ編みを意識して縛ったら最後におまじないの香水を少しふりかけて完了

部屋を出ればちょうど伊沢さんとカレが部屋から出てきた

伊沢｢あ、おはよう癒姫喰さん！その格好可愛いね｣

彼はお世辞を言うのがうまいな…

川上｢ほんとだ。

、、、、、やばいめっちゃタイプの格好なんだけど｣

｢っ////ごめんなさい先行きます！｣

やばい、カレに言われると舞い上がってしまう
カレはこういう清楚系の少し量産が入ったような格好が好きなんだ

今度からそっち系の服たくさん買おう…

広間へ行くと須貝さん、河村さん、夜美ノさんが集まっていた

夜美ノさんはまだ苦手ですよオーラを少し出している

私も苦手だ、、

そこに私が置いてきた伊沢さんとカレが来る

須貝｢おっし！全員集まった事だし、今からショッピングモールに行こう!!｣

｢｢｢おーーー！！｣｣｣

……ここで話を聞いていないのは私だけらしい