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殿堂入りありがとうございます！！！
＊＊
「……はい、これで取り敢えず大丈夫ですよ。当分安静にしてくださいね」
「ありがとうございます」
徐々にお医者さんや看護師さんも戻ってきてる警察病院の一室。
駆けつけてきた風見さんの車を降りた後は、彼が瀕死状態の零さんを抱えてさっさと何処かへ連れていってしまい、
私も駆けつけた看護師さんに付き添われ……もとい引きずられかけて部屋で手当てをされている。
…………零さん、具合どうなんだろ。
彷徨いてるのも周りからしたら迷惑だろうけど、このまま帰るのはシンプルに嫌だ。
……一先ずダメ元で聞いてみるか。
カウンターに方向転換。
「あの、すみません。
一緒に運ばれてきた人の容態を知りたいんですが……病室を教えていただけたりって、できないですかね？」
「申し訳ありません、そのようなことはちょっと……」
うん無理だよねそこを何とかって食い下がろうとした時、
「貴女……」
後ろからの声に振り向くと、さっき電話していた眼鏡の彼。
風見さんが看護師さんに告げる。
「失礼、彼女は関係者です。こちらで案内します」
「そうでしたか。お手数おかけします」
礼を交わし、風見さんは私を促した。
耳が痛くなるような静寂を先に破ったのは。
「怪我の具合はどうですか？」
「へ、あ、問題ないです。
……降谷さんは、大丈夫、なんですか？」
間抜けた声の後に問い返した。
「医師からですが、肩から背中にかけての火傷と左腕の裂傷が酷いようです。
最低でも3日は絶対安静なのですが……
…………あの人なら2日と経たず働きだしそうだ」
「はい？」
愚痴っぽく吐かれた後半に思わず反応すると、咳払いの後忘れてくださいと言い添えられた。
暫くしてある病室の前に着き、コンコンとノックして入る彼に続いた。
ベッドに横たわる零さんが、時折痛々しげに顔を歪める。
私も、あの観覧車の後こんなだったのだろうか。
申し訳なさがずぶり、込み上げてくる。
これを、と畳まれた黒いカーディガンを渡された。
応急措置に使ったそれは、赤黒く汚れていて。
私ごときが、なんて思う前に体が動いた。
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camellia(プロフ) - さねみんと安室推しさん» ご指摘ありがとうございます(土下座) うわホントだ……書いてる間に勝手に脳が誤変換起こしてましたね……偽名は緑川です即刻修正する所存ですごめんなさいありがとうございました！ これからもどうかよろしくお願いします！！ (2021年3月2日 12時) (
レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
さねみんと安室推し - すいません、6ページでスコッチの偽名が緋色光ってなってましたが、シリーズ二作目で夢主に再会した時スコッチは緑川光って紹介されてませんでしたか？？偽名を変えたと言うことなんでしょうか？気になったので・・(^_^;) (2021年3月2日 11時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)
愛丸(*´∀｀)(プロフ) - ありがとうございます！！３日以内には載せますね！！ (2019年10月22日 23時) (レス) id: ff7339904f (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 愛丸(*´∀｀)さん» わあ！ 今少しですが作品の方見させていただきました！コナン風の画なんですね。是非ともよろしくお願いします！ ご質問があれば遠慮なくどうぞ！ (2019年10月22日 22時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
愛丸(*´∀｀)(プロフ) - 「名探偵な絵を描く。」という夢主のイラスト集作ってるんですが、貴方の夢主さん描いてもいいですか？？ (2019年10月22日 22時) (レス) id: ff7339904f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：camellia | 作成日時：2018年9月9日 13時
