小さな探偵の正体を知る義眼の女子大生が公安の協力者になる話。【ゼロの執行人】

24　友達side ページ25

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　『沙羅…………彼から聞いたその云々普通に話してる最中での会話？』





　「う、うん勿論？」





　急に落とされた声のトーンにギクリとするのはやはり少なからず後ろめたいからか。






　『普通に話す中でそんなこと聞けるの？』





　「…………スミマセン、ちょっと外れた方法取りました」





　『……無いとは思うけどハニトラ？』





　おいおい結衣の中での私の評価






　「違うし。…………ちょっと気持ちが楽になるアロマ用意して催眠術かけて愚痴とか言うようには促したけど。質問もその流れで」






　愚痴も答えも正に流れるように言ってくれたね





　『なら良いけど…………してたら赤井さんに即報告するところだから良かった。』





　心底安堵したように言ってるけど内容はモロ私突き落としにかかってるからね結衣？？





　秀一さんとハニトラはしないって約束したし。





　万が一組織の仕事でも一線は越えないって。





　…………話逸れたわ。誰が知りたいんだ人の惚気






　「……兎に角、結衣にも秀一さんにも後ろめたくなるようなことはしてないから。





　で、どうなの。何か掴めそう？」





　聞き返すと、数秒して声が返ってきた。









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