ハロウィンガチャ排出工作 ページ12
｢……え？ハロウィン？｣
｢ええ。ほら、Aさんも仮装して。ドレスは用意しましたから｣
｢……え？私はただのラジオパーソナリティで、学生じゃない｣
｢何を言いますか。モストロ･ラウンジのメンバーでしょう。早くこっちに来て衣装を着なさい｣
｢……暫くそっち行かないね、私……｣
｢では、あなたの端末でSSRハロウィンジェイドが出ないように話を通しておきますね｣
｢……お前まさか｣
｢なんです？｣
｢ジェイドに課金しようとしてる事……知ってるな？｣
｢当たり前でしょう。軽く嫉妬してます｣
｢あ、割と素直だなぁ｣
｢言わないと、いつまでも保留にされるのがわかったので｣
｢成長したねぇ｣
｢僕は向上心溢れる好青年なので！｣
｢好青年とは？｣
｢疑問を持つな｣
｢はいはい。……しかし、そっちで仮装しないとジェイドが出ないのか……｣
｢出しません。仮装をしてくれたら……そうですねぇ｣
｢ん？｣
｢ジェイドの天井確定出現と、僕の時は最初の10連で出現して差し上げます｣
｢天井までは課金しろと？｣
｢金を貢げ。僕達の為に｣
｢本当に良い趣味してるよ……｣
｢褒め言葉ですね｣
｢……2万で本当に出るんだな？｣
｢約束しましょう。契約してもいい｣
｢よし、契約だ。仕方ないから仮装はしてやる｣
｢僕達の衣装と変わりはないので、ご安心ください｣
｢ハーネスは自前ので良い？｣
｢ハートと名ばかりの、胸を強調して囲むアレですか？｣
｢うん。凄くいいと思う｣
｢却下｣
｢えぇ……こういう時くらいしか活用出来ない……｣
｢何故買ったんですか｣
｢興奮しない？｣
｢しますけど……他に見せたくない｣
｢あぁ、独占欲強めのタコちゃんだもんね。よちよち｣
｢赤ん坊扱いはやめろ！！｣
｢そんな怒るなよぉ……｣
｢……失敬しました｣
｢あとさぁ……あんたらのハーネス見て思ったのよ｣
｢ほう？｣
｢胸潰されて苦しいじゃん……絶対に……男用なんだし……｣
｢……仕方がない。自前で許可します｣
｢どもぉ。どこにあったかなぁ……｣
｢アクセサリー類の棚にぶら下げてあります｣
｢あ、そっか。最後に掃除してくれたのはアズだもんね。有難う｣
｢いえいえ。……衣装、着せて差し上げましょうか？｣
｢いや、流石にそれは……自分で着替えるよ……｣
｢こんなにも面倒な衣装をご自分で、しかも試行錯誤して着られると？｣
｢………………くそぅ。お願いします……｣
｢今回は僕の勝ちですね｣
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とある誰かの作品倉庫(プロフ) - 真理さん» 誕生花はロマンですよ……何やら残酷描写のある漫画があるみたいですね。花言葉も「自信 」とありますし、何やら思惑のある花とも思えるような思えないような……コメントありがとうございます！ (2021年7月10日 0時) (
レス) id: ba04661380 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - この作品で誕生花の話が出てきた時思わず自分の誕生花を調べちゃうんですよね、ちなみに誕生花はミスミソウでした。ミスミソウって言われるとマンガを思い出しちゃうんですけどね…… (2021年7月10日 0時) (レス) id: 155b63405e (このIDを非表示/違反報告)
とある誰かの作品倉庫(プロフ) - 真理さん» ありがとうございます！シリーズがやけに長いので、休み休み読んで頂けると幸いです(笑) (2021年2月9日 0時) (レス) id: ba04661380 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - 不思議と中毒性がある小説ですね…こういうのをかけるように頑張んないと… (2021年2月8日 22時) (レス) id: 155b63405e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ( ﾟ∀ﾟ):∵ｸﾞﾊｯ!!(ゆいは推し組((アズール、イデア))によって10000ダメージを受けた) (2020年11月28日 1時) (レス) id: 74f12133a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とある誰かの作品倉庫 | 作成日時：2020年11月23日 1時
