また、平和なあの頃のように【刀剣乱舞】【黒子のバスケ】 (ページ3)

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"審神者"、という職を知っているだろうか

私は前世が審神者だった

初期刀は山姥切国広

初鍛刀は薬研藤四郎

本丸は平和でいつも楽しく、幸せだった

しかし、検非違使により本丸は襲撃され、私は死んだ

皆は今どうしているんだろう

毎日そう思うのだ

学校へ行けば嫌がらせを受ける
家族は放任主義で子供は関わろうともしない

最悪だ

今日も学校へ行き
つまらない授業を受ける

休み時間になれば、直接嫌味を言ってくる

「ねー、神木さん。あんたホントに邪魔だよねー

消えてくんない？」

『・・・・・』

「無視してんじゃねーよ！」

まただ、本当に最悪

空気を変えるようにチャイムが鳴る

《一年三組の神木Aさん。至急校長室へ来てください。》

ざわつく教室内

「アハハッ！もしかして神木さん。なんかやらかしたんじゃなーい？」

「まじで？無いわー」

ガタッと席から立ち教室からでる

まさか、この放送が私の運命を大きく変えるだなんて

私は、まだ知らない