また、平和なあの頃のように【刀剣乱舞】【黒子のバスケ】 (ページ13)

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「主、ちょっといいかな？」

食事の用意をしようと厨に向かっていた途中、光忠に声を掛けられた

『どうかした？』

光忠はただ悲しそうな顔で言った

「主が居なくなってから、今日ここに来るまでの間に、新しく迎えた刀剣達が何振りかいるんだ。
その子達を助けて欲しい。」

そっか･･･
私が居なくなった後も、新しい刀剣が入って来るのは当たり前か

「俺からも頼む。」

先程までこちらを見ていた切国が、私に真っ直ぐな瞳を向けて言った

あ、でもどこの刀派だろう
増えてるんなら栗田口とかかな？

『わかった。一応、名前とか聞いてもいい？』

「ああ。

短刀の日向正宗、北谷菜切

剣の白山吉光

脇差の肥前忠広

打刀の南泉一文字、山姥切長義、豊前江、南海太郎朝尊、桑名江、水心子正秀、源清麿、松井江

太刀の鬼丸国綱、千代金丸、山鳥毛

大太刀の祢々切丸

薙刀の静形薙刀

計、17振りだ。」

・・・多いね、流石に
まぁ、私のいない空白の13年があったんだし、これぐらい刀剣が増えるのは当たり前か

というか、色々とストップかけたくなる所があったんだけど

まず剣って何？新しい刀種なの？
山姥切長義ってアレ？切国の元の・・・所謂本歌！？
しかも鬼丸国綱とか、まさかの天下五剣だし！
江も増えたね！？私がいたとき篭手切江だけしかいなかったのに・・・

その他にも、一文字とか薙刀とか大太刀とか諸々すっごく気になるけど後にしよう

「大丈夫かい、主？凄く動揺してるみたいだけど・・・」

心配してくれたのか、光忠が声を掛けてきた

『ううん。ちょっと多くて驚いただけ。

あ、そうだ！この際、刀帳確認しよう。』

思い立ったが吉日、と言わんばかりにこんのすけを呼んだ