ちゃっかり誓約完了した派手髪さん ページ8
川上は目の前で美味しそうにポテトをｻｸｻｸと齧るAに「何でも美味そうに食うなぁ」と思いながら自分もハンバーガーに嚙り付いた。にしてもポテトのSとチーズバーガーだけって少なすぎん？と思いつつも男女の差もあるのでこれが普通なのかもしれない
男の小柄な後輩はあの体格で意外と食べるし酒も弱くないからこれも個性か、と結論付けると食事を再開させた。二人とも食べ終わり店を出たのだが、
『川上さんそういうの良くないと思います！』
kwk「別にえぇやん」
『わ、私川上さんに何もしてないですッ』
kwk「いや、小説読ましてもらった」
差し出した野口に奢るから要らない、と言えば大袈裟な程に驚き拒否。奢ってもらう理由が無いとかお金を大事にして下さいとか周りをﾁｮﾛﾁｮﾛ回りながらポケットにお札を捻じ込もうとしてくるのでポケットに手を入れて阻止する。構わずオフィスに歩き出せば後ろから慌ててついてきながらやれ「クーリングオフ」だ「消費者契約法」だと諦めずに訴えるので
kwk「じゃあ２作目の2冊目の予約料金で」
『え、えぇ・・・』
kwk「はい決まり」
押しに弱すぎる彼女を言い包めオフィスに到着する。入る前に目の前に滑り込んできた彼女は「、ありがとうございます。ご馳走でした」と頭を下げるので気にせんで、と肩を叩いてから扉へと手を掛けた
「お疲れ様です」と声を掛けながら開けた先には
izw「お疲れ〜」
kwk「伊沢さんだけですか？」
izw「昼ご飯の買い出し組と外食組が出てるから」
『お疲れ様です』
izw「お！言峰さんもお疲れ様。福良さんもうちょいで帰ってくるから」
そう言ってまたパソコンに視線を戻す伊沢さんはとても忙しそうで邪魔にならない様にソファの端に腰かける。暫くボーっと待っていると
fkr「ただいまぁ、って言峰さん！」
『あ、お疲れ様です』
fkr「皆昼入るの遅くて、ちょっと待っててくれる？」
『お気になさらずどうぞ』
そのまま待っていると外に出ていたメンバーが戻り始めAを見て声を掛けてくれる
昼休憩も無事に終わったのか業務に戻っていく彼等を眺めていると
kwm「さ、いきましょ」
fkr「作戦会議しよっか」
ko「あそこのメンツやば」
ymm「もう、強い」
sgi「確かに」
そんな言葉を聞きながら河村さんに手を引かれ部屋を出て会議室で向かい合って座ると
fkr「もう演者も決まったから間もなくだね」
kwm「あ、ココも使わない？」
fkr「また悪だくみ？」
『？』
怪しい笑みを浮かべて笑う二人
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伊予葉(プロフ) - 初めまして。 主様の書く文章が大好きで、主様に語彙力に毎話脱帽しています！ お忙しいとは思いますが、続き楽しみにしています…！ (2023年2月5日 14時) (
レス) @page47 id: 9e66b54d9b (このIDを非表示/違反報告)
ファン - こんにちは！更新とても楽しみにしています！ (2022年6月18日 17時) (レス) @page43 id: 50518e3137 (このIDを非表示/違反報告)
クオリア(プロフ) - まゆきさん» 作品の内容までは考えなかったんですけど日常の中にある非日常を知覚した時が一番怖いと思ってるんできっとふとした時に思い出してしまうようなお話だったんだと思いますｗ読み聞かせは表現力が大事なのできっと黒幕さん頑張りました (2022年2月17日 22時) (レス) id: dafdcd86e4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆき(プロフ) - izwさんにもう二度と書かせないと言わせるほどの作品…読んでみたくなるなぁ… (2022年2月17日 7時) (レス) @page35 id: aca3a82b8e (このIDを非表示/違反報告)
クオリア(プロフ) - クリさん» コメントありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2022年2月12日 19時) (レス) id: dafdcd86e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クオリア | 作成日時：2022年1月30日 23時
