5 ページ6
zm sid
コネシマが、a国に居た子供を担ぎ、我々国へと帰った。
俺らも所々怪我をしていたし、子供の耳や尻尾のことも分かるかもしれないので、しんぺい神の居る医務室へと急いだ。
kn「しんぺい神、こいつ見てやって〜」
si「え？だれ！？……て言うか、耳！？尻尾！？」
コネシマが説明せずに、いきなり言ったせいか、慌てるしんぺい。
その後落ち着いたしんぺいに診てもらうと
si「この子本当に生きてるの？栄養失調に、多分薬いっぱい打たれてるね。注射跡がすごいあるよ。」
そんな説明をされていた時、
『んぅ…』
さっきまでぐっすり眠っていたはずなのに、話し声のせいか、ゆっくりと瞼を開けた。
『…ツッ！』
こちらを見て肩を揺らした。
けど、初めて会った時の様に唸られはしなかった。尻尾は丸まってたけど。
『だれ？』
驚いた。ずっと唸ってばかりだったので、てっきり喋れないのかと思っていた。
si「え、えっと。こんにちは。自分のお名前分かるかな？」
と、しんぺい神が声をかけると
『……』
答えようとせず、黙る。
その時
os「入るで〜」
その空気をぶち壊す様に、オスマンが入ってきた。
os「可愛い子拾ったんやって？どの子や？」
zm「あいつや。」
と、俺が指を指すと、寄っていくオスマン。
大丈夫か？と、心配になっていると、
os「こんにちは。俺、オスマンって言うんよ。よろしくな。」
と、いつもとは違う優しい笑顔で、目線を合わせながら言った。
すると、
『…A』
ボソリと、小さな声で言った。
os「Aって言うんか。かわええな。」
オスマンが頭を撫でると、嬉しそうに微笑んだA。
どうやったらそんなすぐなつくんや？
俺は頭に？を浮かべながら、その光景を見守っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブラウン(プロフ) - 咲季さん» 面白いなんて…光栄です。こちらこそありがとうございます。誤字、修正致しました！ご報告ありがとうございました！ (2020年11月22日 21時) (
レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
咲季(プロフ) - 読ませていただきました！面白いですね！ありがとうございます！ あと、33話のtnさんの｢ごめんけど、｣の表記がthになっていると思います。tnだったらすみません！ (2020年11月22日 21時) (レス) id: 1dc3f23b70 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - yukirai 0717さん» 面白いと言っていただいて嬉しいです！誤字は直ぐに直させて頂きました。ご報告ありがとうございました！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 113dd5edec (このIDを非表示/違反報告)
yukirai 0717 - 続編の方にコメントしなくてごめんなさい。読ませていただきました。とても面白い作品に出会えてとても嬉しいです！ 突然なんですが37話のsyaさんの表記がaya「」さんになっております。 違ったら申し訳ございません。 (2020年8月28日 20時) (レス) id: 0736741e4c (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - 赤月奏楽さん» ちなみに、チワワさんはまだ眠っていることになっています。 今後このようなことがないよう、気をつけますが、もしまた変な所がありましたら、ご報告いただけると幸いです。長文になってしまい、すみません。今後ともこの作品を応援頂けると幸いです。 (2020年8月6日 11時) (レス) id: 113dd5edec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ブラウン | 作成日時：2020年7月5日 0時
