wrwrd・男主 おおかみ少年、拾いました。

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gr sid


次の日、俺は言った通りに会議を開いた。

事前に全員に伝えていたので、集合も早かった。

集合したメンバーの中には、コネシマも居た。ゾムが助けてやったのだろう。
ロボロから通信が昨日来て、知った。


tn「今日は誰も遅れてへんな…」

そうトントンが呟いたのを聞き、

gr「よし、では会議を始める。
議題は、“ショッピ”について、だ。
もう気づいてる奴もいるだろうから言っておく。ショッピは昨日、最近敵対しているb国へ自ら行った。」

そう言い切ると、少しザワつく。
頷く奴もいれば、目を見開くやつ。何故だ、と問いただす奴もいる。

gr「まぁ少し落ち着け。ショッピが出ていったのは恐らく投与された薬が原因だと思われる。
そして、そこから考えるとショッピに薬を打ったのは、b国の人間、という事だ。」

シン、と静まる会議室。その中で、ひときわ大きな声が響いた。

kn「そんな遠回しな言い方せんでも、つまりはb国をぶっつぶせばええんやろ？」

ニヤリと笑って言うコネシマ。

gr「嗚呼。宣戦布告を今日にでもしようと思っていたんだ。」

zm「戦争か！久しぶりやなー！」

tn「また書類が…はぁ…」

一気に騒がしくなる。ほとんどが久々の戦争に胸を踊らせているようだった。

sya「今日久しぶりに全員で呑まへん！？な、ええやろグルさん！」

最近は、全くと言って良いほど見てなかった笑顔を向けられて断れるほど俺は酷じゃない。…多分

俺が頷くと、途端に全員が動き、準備をし出した。

os「スイーツも欲しいめう！」

zm「料理はたくさん無いとみんな腹いっぱいにならんやろ？」

俺は、騒がしい会議室から、隣の食堂へと移動した。

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