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rb sid


俺がいつもの様に監視室にこもっていると、トントンから連絡が入った。


どうやら、A君が走り去っていったみたいだ。

インカムから手を離し、再びモニターに目を移す。

rb「んー、A、Aっと…」

案外早く見つかったAは、ひとらんの畑がある、裏庭にうずくまっていた。

いつもならピン、と立てている耳も、今は垂れていて、元気のない感じになっていた。



すると、そこに人影が現れた。

syp「…どうしたんすか?」


Aのことを見ていたせいで、他の場所を見ていなかった。


rb「っ…緊急連絡、緊急連絡。ショッピがAと接近。至急向かってくれ。場所は裏庭。
繰り返す。ショッピがAに接近。至急向かってくれ。場所は裏庭。」

急いでインカムでショッピ以外に連絡をする。すると、ゾム、シャオロン、がすぐさま武器を手に取り、全速力で走っていくのが確認できた。


そして、再度ショッピとAの様子を見ると、Aはひどく怯えているようだった。

ニコニコと笑っているショッピ君は、いつもと全く雰囲気が違う。その顔に、モニター越しでも恐怖を覚えた。

syp「…ねぇ、A。知ってるっすか?」

いきなり、口を開いてショッピ君がいった。

『……』

でも、Aは怯えたまんまで、何も言わなかった。

syp「実は、この軍の人、皆Aのこと大嫌いなんすよ。」

rb「は?」

何を思ってそう言ったのだろうか。俺にはその魂胆は読めなかった。


『…ちがう。皆ぼくのこと好きって言ってたもん』

最後のほうは、涙声になっていた。

syp「口だけ、っすよ。だってA、」


syp「化け物、やろ?」

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ブラウン(プロフ) - 咲季さん» 面白いなんて…光栄です。こちらこそありがとうございます。誤字、修正致しました!ご報告ありがとうございました! (2020年11月22日 21時) (レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
咲季(プロフ) - 読ませていただきました!面白いですね!ありがとうございます! あと、33話のtnさんの「ごめんけど、」の表記がthになっていると思います。tnだったらすみません! (2020年11月22日 21時) (レス) id: 1dc3f23b70 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - yukirai 0717さん» 面白いと言っていただいて嬉しいです!誤字は直ぐに直させて頂きました。ご報告ありがとうございました! (2020年8月28日 21時) (レス) id: 113dd5edec (このIDを非表示/違反報告)
yukirai 0717 - 続編の方にコメントしなくてごめんなさい。読ませていただきました。とても面白い作品に出会えてとても嬉しいです!  突然なんですが37話のsyaさんの表記がaya「」さんになっております。  違ったら申し訳ございません。 (2020年8月28日 20時) (レス) id: 0736741e4c (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - 赤月奏楽さん» ちなみに、チワワさんはまだ眠っていることになっています。 今後このようなことがないよう、気をつけますが、もしまた変な所がありましたら、ご報告いただけると幸いです。長文になってしまい、すみません。今後ともこの作品を応援頂けると幸いです。 (2020年8月6日 11時) (レス) id: 113dd5edec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブラウン | 作成日時:2020年7月5日 0時

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