お酒 3！桃サイダー様 ﾘｸｴｽﾄ ページ8
【実弥side】
｢不死川さーん！｣
実弥｢…誰だァ？こんな時間に。｣
今日、この屋敷には俺一人。
Aは今日甘露寺の屋敷に胡蝶と三人で泊まりだからだ。
・
しかし、玄関の扉を開けるとそこには甘露寺と胡蝶が立っていた。
甘露寺の背中には大切な俺の嫁。
どういう状況だ…？
甘露寺｢ごめんなさい不死川さん！｣
胡蝶｢Aさんが水と間違えてお酒を飲んじゃったんですよ。ほんの少しだったと思うんですけど、不死川さんに会いたいって言い出して…。｣
そういうことか…。
実弥｢すまねぇな。迷惑かけたァ。｣
胡蝶｢いえいえ。｣
甘露寺｢Aちゃん、不死川さんの事ばかり話してたわ！キュンキュンしちゃった！｣
そう言って頬を赤らめている甘露寺の背中にいるAに話しかける。
実弥｢A。｣
『実弥さん…？』
実弥｢あァ。｣
腕を伸ばすと、甘露寺の背中から体をこちらに移した。
『実弥さんだぁ…。』
胡蝶｢それじゃ、私たちは失礼しますね。｣
甘露寺｢失礼しまーす！｣
実弥｢あァ。ありがとな。｣
＿＿＿＿＿
『実弥さん。』
さっきから実弥さんしか言わない。
実弥｢ここにいるぞォ。｣
『実弥さんすき。好きです、大好き。』
ずいっと体を前のめりにして、俺の胸板に手を置いたかと思うとそのまま体重をかけてきた。
実弥｢…は、｣
『愛してます、実弥さん！好きです！』
実弥｢…ちょ、わかった、わかったァ。落ち着けA。｣
『…嫌ですか？』
うるうると売るんだ目で見つめてくる。
…まじで宝石みてェ。
実弥｢嫌じゃねェ。嫌じゃねェから。
今日は寝るぞ。｣
『…はい。』
・
｢ほら、｣と布団を捲るともぞもぞと入ってくる。
少し体温の上がったその体を包み込むと、嬉しそうに笑うA。
実弥｢…胡蝶と甘露寺に何か言われたんかァ？｣
『……気持ちを言葉にしないと直ぐに冷めちゃうことがあるって。…特に結婚した後は…。』
あー、なるほどそういうことか。
実弥｢心配すんなァ。別に言葉にしなくてもAのことを嫌いになったりはしねェよ。｣
『ほんとですか？』
実弥｢ホント。｣
安心したのか眠りについたA。
＿＿＿＿＿＿
『…なんで私帰って来てるんですか…？』
実弥｢また酒飲んだ。｣
『え、また！あの水みたいなやつか…。
スミマセン。実弥さん…。』
実弥｢今回までは許す。可愛かったしなァ…。｣
『え、私何か言ったんですか！？』
実弥｢さァ？」
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葵 - 見ていてとても頬が緩くなったし、ニヤニヤしてしまいました！此れからも頑張ってください！ (2021年10月17日 14時) (
レス) @page26 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 終わってるですか！？ (2020年8月22日 10時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
かりん - リクで！！(主語が抜けていた……) (2020年8月22日 10時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 子供がうまれるの短編集つくって欲しいです！！ (2020年8月22日 10時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - すずさん» 返信遅れてすみません！汗 喜んで頂けてよかったです！！リクエストありがとうございました！！ (2020年6月16日 18時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺいとー。 | 作成日時：2020年5月13日 22時
