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# ページ23

【Aside】


実弥「だから、浮気なんかしてねェよ。安心しろォ。」


『本当ですか…っ。』


実弥「本当だァ。俺はAだけだ。」



眉を少し下げて控え目に笑う実弥さん。
何も根拠なんてないのに、その笑顔を見れば嘘じゃないと信じてしまう。



『大好きです、実弥さん…、』



実弥「あァ。俺も大好きだ。」



どちらかともなく顔を近づける。
さっきよりも、もっと長い口付け。







『疑って…すみませんでした…。』



実弥「気にしてねェよ。誰でもあんな場面見たら浮気だって思うだろォ。」


ちゃんと話し合って全てが解決し、私も落ち着いたところで実弥さんが残っていたおはぎを食べ出す。



実弥「そんなことよりも、今日は甘えたなんだろ?Aチャンよ。」



『あの…それは…。』



おはぎを全て食べてしまった実弥さんはニヤニヤしながらこちらを見てくる。



実弥「ほら、思う存分甘えろ。」



いつもなら羞恥に負けてそんなこと出来ないが、今日は沢山不安な気持ちになった。



横にある実弥さんの手に自分の手を絡める。
隙間がないようにピタリと繋ぎあった手のひらはきっと体温が上昇しているであろう。



そのまま縁側に腰掛けている実弥さんの足の上に跨って膝立ちすると、

下から見上げる実弥さんの肩に手を置いて今度は私から顔を近づけた。



ちゅ、ちゅっ、と短い口付けを何度もする。
実弥さんはじっとしたまま。


ぎゅっと閉じていた瞼を薄ら開けると、目の前の実弥さんは目を開けて微笑んでいた。


恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだが今は幸せな気持ちの方が断然に勝っている。




唇を離すと実弥さんが私のことは目をじっと見つめてくる。


実弥「不安なことがあったら迷わず俺に話すこと。
一人で抱え込むの禁止だァ。」


「まぁ今回は俺が悪かった。」と申し訳なさそうに言う。



実弥「俺が愛すのはAだけだァ。
わかったら返事。」



『…はい。』



実弥「いい子だァ。」



ご褒美。と口を軽く開けた実弥さんが私の唇に軽く噛み付く。

びっくりして口を開けると間もなく実弥さんの舌が入ってくる。


今までしたことのないような甘い口付けに
あぁ、愛されてるな。と実感するには十分だった。



私も、大好きです。実弥さん___。



______

更新遅くなってすみません!!

夕妃さんリクエストありがとうございました!

笑って kakichii様 リクエスト→←#



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- 見ていてとても頬が緩くなったし、ニヤニヤしてしまいました!此れからも頑張ってください! (2021年10月17日 14時) (レス) @page26 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 終わってるですか!? (2020年8月22日 10時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
かりん - リクで!!(主語が抜けていた……) (2020年8月22日 10時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 子供がうまれるの短編集つくって欲しいです!! (2020年8月22日 10時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - すずさん» 返信遅れてすみません!汗 喜んで頂けてよかったです!!リクエストありがとうございました!! (2020年6月16日 18時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2020年5月13日 22時

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