EPISODE #40 ページ43
《さっつき様 リクエスト》 女子会&男子会
【不死川side】
甘露寺「それでねそれでねっ!___」
『えぇ、そんな鬼もいるんですね…』
甘露寺「そうそう!でも私シュパッ!ザクッて!!」
『さすが蜜璃さん!かっこいいです!』
そんなことを話しながらキャッキャウフフしてるのは恋柱の甘露寺と俺の屋敷で働く夜咲だ。
伊黒「今日も甘露寺は可愛い。」
不死川「…………。」
なぜ伊黒がいるかって?
そりゃ甘露寺とセットだからだ。
・
夜咲と甘味処に来たが入口で二人に会ったのだ。
それから甘露寺と夜咲が仲よく話し始めて流れでそのまま店の中に入った。
…そこまではよかった。
「今日お客さんが多くて…2つに別れて座ることになりますがいいですか?」
甘露寺「じゃあ私達あっちの席に座るわ!Aちゃんと2人で話てみたかったの!!」
店の女がそう言うと甘露寺は夜咲をつれて別の席に行った。
・
不死川「俺ァお前と甘味食いに来たわけじゃねェ。」
伊黒「それは俺も同じだ。せっかく甘露寺と二人で桜餅を食べようと来たのに…」
しかしまぁ、ここから夜咲の笑っている顔を見るのも悪くない。
不死川「……ふっ。」
甘露寺の話を目をキラキラと輝かせて聞いている夜咲を見て思わず口角が少し上がる。
伊黒「…甘露寺を見ているのか!」
不死川「違ェよ。あと声が出けぇ。」
甘露寺もいるのに目に入るのは何故か夜咲だけ。
こちらの視線に気づいたのか夜咲が小さく手を振ってくる。
それに応えて俺は頬杖をついたまま手を振り返した。
不死川「…………愛い。」
小さく呟いた言葉は伊黒にも聞こえていなかったようだ。
・
甘露寺「不死川さんが手振ってるわ!珍しい!
ってあら?Aちゃん顔が真っ赤だわ!可愛い!」
『た、たまにあの笑顔見せられちゃうとなんだかドキドキしちゃって…!』
甘露寺「Aちゃん可愛い!!!!
きっとその気持ちの名前もいつか知れると思うわ!
頑張ってね!」
『?? はい…』
・
それから二人と別れての帰り道。
不死川「おはぎ食い損ねたァ。」
『ふふ。帰ってから作りますね!』
不死川「…楽しかったかァ?」
『はい!とても楽しかったです。
でもやっぱり…不死川さんと二人の方が居心地がいいっていうか…。っわ、』
クシャクシャと頭を撫でてくれる不死川さんの顔は
夕日と重なってよくわからなかったが少しだけ赤かった気がした。
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こんぺいとー。(プロフ) - 蒼井とーるさん» とーるさん初めまして!コメントありがとうございます!可愛い不死川さんを提供できてよかったです( *˙˙*)続きも楽しんでください!! (2020年8月14日 16時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる - はじめまして!蒼井とーるです。とても楽しく読ませていただいてます!不死川さんが可愛い…(´・ω・`) (2020年8月14日 12時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - しおりさん» しおりさんお久しぶりです!!今回も読んでくださりありがとうございます(*´-`*)更新頑張ります! (2020年5月2日 10時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
しおり - お久しぶりです!!やっぱりこんぺいとー。さんがつくっている作品は面白いですね!!これからもがんばってください!!! (2020年5月2日 7時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - のんきち。さん» あああぁぁ!嬉しいです!!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2020年4月9日 9時) (レス) id: b53fca9749 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2020年2月14日 19時