風柱邸のお手伝いさん。

EPISODE #19 ページ20

【Aside】



不死川『今から屋敷の案内する。』




帰りついたところで屋敷の案内を不死川さんにしてもらう。




不死川「まず、ここが調理場。食材は好きなもん勝手に使って構わねぇ。

んでこっちがァ…。」





隅から隅まで細かく紹介してくれる不死川さん。


一人で住んでいるっぽいのに屋敷はとてつもなく広い。




不死川「＿＿こんなもんだ。何か分からねェことあったら何でも聞け。」




『…じゃあ、一つだけ質問いいですか？』




不死川「あァ。」




『あの日の夜、不死川さんは私を鬼から助けてくれましたよね。…私はこの目でしっかり見ました。

不思議な服に、刀、そしてその体にあるたくさんの傷。

教えて欲しいです。…不死川さんは、胡蝶さんは…
何のお仕事をしているのですか？』




まだ会って間もない。
だからこそ、この人の事を知りたいのだ。





不死川「…わかった。全部話す。
いいかァ。これから話すことは全部事実だ。

この話を聞いてこれからどうするか、改めて考え直せ。」




真剣な表情の不死川さん。
二人しかいない屋敷はしんと静まりかえっている。




不死川「この世界には鬼っつーもんが存在する。」




『私が…襲われそうになった奴ですよね？』




不死川「あァ。その鬼を滅するために動くのが鬼殺隊。」




その鬼殺隊には＿＿＿＿




・



不死川さんの話聞き始めて数十分。




不死川「まァ、ざっとこんなもんだ。」





つまり、鬼を倒すために不死川さんや胡蝶さんは鬼殺隊という
組織に入っている。



鬼が出るのは夜で、夜になると不死川さんはこの屋敷を出て鬼を倒しに行く。
あの時私を助けてくれたみたいに。



詳しいことはまた後日話すとのこと。





不死川「んで、どーする。
俺はいつ死ぬかわからねェ。それでもこの屋敷で働くかァ？」





答えは変わらない。覚悟はもう決めたのだ。





『はい。私はここで働きます。

改めまして私、夜咲Aをよろしくお願いします。』






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




こんにちは！こんぺいとー。です！

無事、受験終えました！

あとは結果を待つだけです。


作品の更新を再開するので
【風柱邸のお手伝いさん。】をまたよろしくお願いします！！

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