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EPISODE #14 ページ15

【不死川side】


あれから数分。




雛鶴「不死川さん、意識戻しましたよ。今はあちらの部屋に寝かしています。」


 

不死川「すまねェ。助かった。」




ふぅ。と一息ついた雛鶴が戻ってきた。




まさか風呂で命を落とそうとしていたなんてここにいる誰もが考えていなかった。




不死川「…どうするかねェ。」




ポツリと呟いた言葉が宇髄の耳に入ったのか、




宇髄「そのことなんだがよ。
…一緒に住めばいいじゃねぇか。」




不死川「…は?」




宇髄「だーから、一緒に住めばいいじゃねぇかよ。
どうせ女中としてこの屋敷に来るんだったんだろ?
派手にちょうどいい。」




確かに言われてみればそうだ。

もともとここに住み着きで働くんだった。





不死川「…まァ。確かにそうだけどよォ。」





宇髄「この散らかった屋敷がどうにかなるんだったら俺はいいとおもうけどな。」





そう言って笑う宇髄。毎回こいつは一言余計だ。





不死川「…とりあえず、アイツの意見を聞くまでは何とも言えねェ。」





宇髄「ま、それもそーだな。
よし、用事も済んだことだし帰るか!雛鶴!」





雛鶴「そうですね。天元様。

意識はすぐに戻られたので、もうしばらくすると目を覚ますと思います。」





不死川「あァ。わかった。世話になったなァ。」





宇髄「たまにはウチにも遊びにこい。
派手に美味い酒を用意してやるよ!」





不死川「その時まで生きてたら、なァ。」





酒を飲む約束を交わせば、二人は帰って行った。








「その時まで生きてたら、」
先程自分が発した言葉が無性に頭から離れない。




そうだ。俺はいつ死ぬかわからない。




そんなやつの屋敷にまだ20歳にもなっていない
女中を住ませていいのだろうか。




鬼の返り血を浴びて帰ってくる俺を見て
どう思うのだろうか。




考えれば考えるほどマイナスなことしか
浮かばないわけで。




不死川「…やっぱ成人するまでは胡蝶んとことかに預けた方がいいんかァ?」




………。




だめだ。やっぱり考えていても埒が明かない。

本人に聞くのが1番手っ取り早そうだ。

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こんぺいとー。(プロフ) - 蒼井とーるさん» とーるさん初めまして!コメントありがとうございます!可愛い不死川さんを提供できてよかったです( *˙˙*)続きも楽しんでください!! (2020年8月14日 16時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる - はじめまして!蒼井とーるです。とても楽しく読ませていただいてます!不死川さんが可愛い…(´・ω・`) (2020年8月14日 12時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - しおりさん» しおりさんお久しぶりです!!今回も読んでくださりありがとうございます(*´-`*)更新頑張ります! (2020年5月2日 10時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
しおり - お久しぶりです!!やっぱりこんぺいとー。さんがつくっている作品は面白いですね!!これからもがんばってください!!! (2020年5月2日 7時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - のんきち。さん» あああぁぁ!嬉しいです!!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2020年4月9日 9時) (レス) id: b53fca9749 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2020年2月14日 19時

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