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玄弥「Aはどんな男がタイプなんだ?」
『えぇ。私のタイプ?えっとねー、
かっこよくて、背が高くて、優しくて、強くて、やっぱり宇髄さんみたいな人かな…?』
玄弥「ホントに音柱様のこと好きなのな。」
『うん。あ、あとお酒に強い人とかも私結構好きなの。』
玄弥「へぇ〜。意外だな。」
「えへへ。」と向かい合って笑う二人。そこで動画は止められた。
不死川「ほらな?」
宇髄「ホントだ。…てかなんでそんな動画撮ってんだよ。」
不死川「天使二人が横で微笑みながら喋ってたら誰でも撮るだろォ。」
不死川のやつだいぶ酔ってんな。
しかし、不死川が酔っていたとしてもこの動画は本物だ。
宇髄「うし。Aが言ってたんならしょうがねぇその勝負受けて立つぜ!
ちゃんと証拠動画撮ってろよ!不死川!」
不死川「わかったわかったァ。」
煉獄「うむ!それでこそ宇髄だ!」
冨岡「俺は参加しない。」
不死川「つれねぇなぁ。冨岡センセーよォ。
この勝負で勝ったら日本一美味い鮭大根食わせてやるよ。」
冨岡「……………約束だぞ。」
冨岡までうまいこと釣られてしまった。ホントに鮭大根好きなのな。
煉獄「では!始めよう!!」
ここで試合が始まった。
____
それから二時間後。
不死川「あ゛ぁ?冨岡〜もうギブかァー?」
寝転んでいる冨岡に声をかける不死川。
冨岡は酒に弱かった。それはもう可哀想なくらいに。
冨岡「鮭…だいこん…。」
煉獄「よもよも!それよりも宇髄!!雪那少女とはどんな感じなのだ!?」
宇髄「声でけぇよ。あぁー?A?そりゃもうド派手に可愛いったらありゃしねぇ。」
不死川「おい、こいつAのこと話し出したら止まんねぇぞォー。」
宇髄「あの笑顔はヤベぇよ。。疲れなんか一気に吹き飛んじまうわ…。はぁ〜。好き。会いてぇ。
それにあのすべすべの肌なぁ。マジで堪んねぇんだわ。キスの時もさぁ〜息するので必死なのにさぁ、俺に応えるように首に腕まわしてくるんだぜ?可愛くね?」
冨岡を除いて平気そうに話している三人だが、本当はベロベロに酔っている。
床やテーブルに転がるは無数の空のジョッキ。
大きな声で喋る煉獄に冨岡の顔で遊んでいる不死川。
そしてAの惚れ話を永遠と喋る宇髄。
まさにその現場はカオスだ。
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ねあ - 神 (2021年12月3日 20時) (レス) @page50 id: 614308e5b4 (このIDを非表示/違反報告)
人のようなナニカ - ああぁぁぁ最高でした!!すごく面白かったし、めっちゃ泣いたしで…素敵な作品に会えてめちゃくちゃ幸せです!!!本当に本当にありがとうございました!! (2021年12月1日 19時) (レス) @page50 id: 4b8facd16d (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - fruitさん» ありがとうございます!! (2021年9月13日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
fruit - 面白かったです! (2021年8月30日 17時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - かりりさん» 良かったです(*´˘`*) (2021年2月26日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年12月29日 1時