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【リップ】キムチの呼吸様 リクエスト ページ27

【Aside】



『はぁー!寒い!!』




雪那A、準備室で暖取り中です。




宇髄「さみぃな。動きたくねぇわ。」




『宇髄さんが今日も元気に爆発させたのが悪いんですよ?さっさと片付けちゃいましょ。』




宇髄「んー、もーちょっとだけ暖まろうぜ。」




『いつまで経っても終わりませんよ?』




宇髄「Aが口にキスしてくれたら頑張る。」




『もー。』




これはいつまでたっても始まらないと思い、宇髄さんの唇に口付けをした。

最初は恥ずかしかったけど今じゃだいぶ慣れた。




宇髄「ん…。…痛。」




『あ、ごめんなさい。私の唇乾燥してたの忘れてた…。』




冬は乾燥する時期だ。乾燥するからといって暖房やストーブをつけない訳にもいかない。

それを続けたら唇がカサカサになってしまった。




『リップリップ…。』




カーディガンのポケットからリップを取り出して唇に塗ろうとした所で宇髄さんに阻止される。




宇髄「A、俺に塗って。」




『宇髄さんも乾燥してるんですか?』




宇髄「いーからいーから。」




『はいはい。じっとしててくださいね。』




はみ出さないように宇髄さんの顔を固定して慎重に塗っていく。




『はい。できまし…ん!』




宇髄さんの唇がテカテカに潤ったのを確認して離れようとした瞬間、グイッと宇髄さんに引っ張られてキスされた。




『ちょ、んぅ、うずさ…ん…。』




宇髄「…ん。」




宇髄さんは自分の唇についていたリップを私の唇に塗るように甘いキスを絡めてくる。

いつものような優しいキスではない強引なものに頭がクラクラする。





『ふぅ、…んぁ…。』





息が続かなくなって、酸素を求めて宇髄さんの胸を叩く。





ぷはっ。





宇髄「ん。綺麗に塗れた♡」





『り、リップくらい自分で塗れますよ!』





宇髄「嬉しかったクセにー。」





嬉しくないと言えば嘘になる。むしろ本音を言えば嬉しかった。




『も、もうやる気出たでしょ!早く片付けてはやく帰りますよ!』




宇髄「はーい。」









それからしばらくは宇髄さんにリップ塗ってもらいました。



宇髄「Aの唇プニプニしてんな。」




『誰かさんのおかげで!!!』

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ねあ - 神 (2021年12月3日 20時) (レス) @page50 id: 614308e5b4 (このIDを非表示/違反報告)
人のようなナニカ - ああぁぁぁ最高でした!!すごく面白かったし、めっちゃ泣いたしで…素敵な作品に会えてめちゃくちゃ幸せです!!!本当に本当にありがとうございました!! (2021年12月1日 19時) (レス) @page50 id: 4b8facd16d (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - fruitさん» ありがとうございます!! (2021年9月13日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
fruit - 面白かったです! (2021年8月30日 17時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - かりりさん» 良かったです(*´˘`*) (2021年2月26日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年12月29日 1時

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