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【Aside】
『ただいまー。』
宇髄「ただいまー。」
帰りは一緒に宇髄さんの車で帰る。
学校を出るのはいつも遅いから残っている生徒はあまりいない。
制服を脱いで、部屋着に着替えてキッチンに立つ。
『宇髄さん、先にお風呂いいですよ。』
宇髄「ん、サンキュ。」
朝ごはんは宇髄さんが、夜ご飯は私が作るという風に家事は分担している。
もともと一人暮らしだったから、料理は人並みには作れる。
ふんふんと鼻歌を歌いながら宇髄さんの好きな物をつくるのが日課。
・
宇髄さんがおふろから上がってくれば一緒にご飯を食べる。
『今日もド派手に爆発させてましたね。』
宇髄「そりゃあ、芸術は爆発だからな!
…ん、これ美味ぇ!」
『ほどほどにしてくださいよー?
私、宇髄さんが異動とかになるの嫌ですからね?
…ホントですか?初めて作ったんですけど、美味しいならよかったです。』
宇髄「心配すんな!大丈夫だ!」
食事の時の会話は忘れない。二人でその日にあった事や次のデートはどこに行きたいかなど色々話す。
宇髄「ごちそうさん!派手に美味かった!」
『お粗末さまです。』
宇髄「片付けは俺がやっとくから風呂入ってきていーぞ。」
『ありがとうございます。ではお言葉に甘えて。』
・
お風呂から上がってリビングに行けば、
宇髄さんがテレビを見ながらドライヤーを持ってソファに座っている。
私に気づけばこっちを向いて、ちょいちょいと手招きする。
その時の笑顔ったら眩しくて仕方がない。
スタスタと歩いて宇髄さんの足の間に座れば、優しい手つきで髪を乾かしてくれる。
宇髄「だいぶ伸びたな。」
『はい。また少しずつ白い所出てきたでしょ?』
宇髄「あぁ。やっぱこっちの方が好きだわ。ド派手で。
…マジでほんとにアイツ許せねー。」
例の事件で髪を切らされてしまったことを宇髄さんは
今だに根に持ってるらしい。
それだけ愛してくれてるって思うと嬉しくて堪らない。
髪を乾かし終われば宇髄さんに抱き抱えられて、そのまま寝室に移動する。
自分の部屋があるんだけど、寝る時は宇髄さんと一緒に寝る。
冷たい布団の中も、二人でくっついていればすぐに暖かくなる。
それが心地よくてすぐに睡魔が襲ってくる。
『うずい、さん。…おやすみなさい。』
宇髄「ん。おやすみ。」
そう言って宇髄さんが私の頭を撫でる。
これが、私たちの一日です___。
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ねあ - 神 (2021年12月3日 20時) (レス) @page50 id: 614308e5b4 (このIDを非表示/違反報告)
人のようなナニカ - ああぁぁぁ最高でした!!すごく面白かったし、めっちゃ泣いたしで…素敵な作品に会えてめちゃくちゃ幸せです!!!本当に本当にありがとうございました!! (2021年12月1日 19時) (レス) @page50 id: 4b8facd16d (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - fruitさん» ありがとうございます!! (2021年9月13日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
fruit - 面白かったです! (2021年8月30日 17時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - かりりさん» 良かったです(*´˘`*) (2021年2月26日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年12月29日 1時