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【Aside】
『お願い!誰にもいわないで!』
膝に頭がくっついてしまいそうなほど深くお辞儀をする。
「…ウチら言わないよ! 雪那さんがまた学校来れなくなったら嫌だし、宇髄先生が異動になるもの嫌だしさ!」
『え…ホント?』
「うん。ホント!
むしろ応援するよ!宇髄先生ファンクラブからはウチらが絶対に守るからさ!」
なんて素敵な友達を持ったものだろうか。
『みんなー!ありがとぉ〜!』
絆がより一層深まった気がした。
・
皆がどんな手を使ったかは分からないけど、
それから宇髄のファンクラブの人たちは私に文句を言いに来なくなった。
(あの人たちを黙らせるなんて凄いな…。)
「ねぇねぇ!付き合ってるってことは宇髄さんの車乗ったことあんの?」
『まぁ…一応。』
「きゃー!このリア充めぇ!」
そのかわり、クラスの子達からの恋バナは毎日の様に持ちかけられるようになりました。
何せ、自分たちがときめき不足だから私と宇髄さんの出来事を聞いてハートを潤しているんだとか。
____
『ってことが最近ありました。』
宇髄「やべーな。」
いつものルーティンで一日の出来事を夜ご飯を食べながら語る。
『私の注意不足もありますけど、
宇髄さんの日頃の私への視線とかでも多分バレちゃいますよ。』
そう。学校での宇髄さんの視線や表情と言ったらもう、とてつもなく分かりやすいのだ。
『今度から気をつけましょうね。お互いに。
今は私のクラスの女子と炭治郎君たちにだけしかバレてないようですので…。』
宇髄「あぁ。俺も善処するわ…。
てか、ファンクラブとかあんだな。」
『そーですよ。宇髄さん、足のサイズとか全部調べあげられてるらしいです。』
宇髄「はっ?こっわ!!」
『多分私より知ってますよ。宇髄さんの事。
でも、それは悔しいので私、負けないようにこれから宇髄さんのこともっと知りたいです。
……か、仮にも宇髄さんの彼女、なので…。』
恥ずかしい。自分で言って自分が照れてしまった。
宇髄「あぁー。まじで可愛い。俺の彼女。
俺もこれからお前のこと知り尽くしていくからな!」
「覚悟しとけよ?」と笑う宇髄さんはやっぱりカッコよかった。
私たちは、生徒にバレないように付き合う
''教師と生徒'' の禁断の関係なんです!!
____
このリクエスト難しかった!!
自分なりに頑張ってみました(汗)
思っていた様な作品じゃなかったらごめんなさい!!
【イラスト頂きました!】→←【バレました】イアデビル様 リクエスト
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ねあ - 神 (2021年12月3日 20時) (レス) @page50 id: 614308e5b4 (このIDを非表示/違反報告)
人のようなナニカ - ああぁぁぁ最高でした!!すごく面白かったし、めっちゃ泣いたしで…素敵な作品に会えてめちゃくちゃ幸せです!!!本当に本当にありがとうございました!! (2021年12月1日 19時) (レス) @page50 id: 4b8facd16d (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - fruitさん» ありがとうございます!! (2021年9月13日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
fruit - 面白かったです! (2021年8月30日 17時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - かりりさん» 良かったです(*´˘`*) (2021年2月26日 0時) (レス) id: c1a765941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年12月29日 1時