雪が嫌いだった宇髄天元が雪を好きになった理由。【現パロ】２

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【Aside】





『あー、楽しかったですね！宇髄さん！』





宇髄｢そうだな。派手に楽しかった。｣






遊園地の帰りに外でご飯を食べて帰ってきた。

デートの後も別れずに、こうやってずっと一緒にいれることが嬉しい。





家のソファに寝転ぶAは宇髄に｢風呂に入ってこい｣と言われたので大人しく入ることにした。




・



風呂から上がればAと入れ替わりで宇髄が入る。




・




今日のデートの余韻に浸ってぼーっとしていると
いつの間にか宇髄が風呂から上がってきていた。





宇髄｢髪乾かしてねーじゃねぇか。｣






いつもとはちがって、ぺちゃんこになっている髪から水滴がポタリと落ちてなんだか色っぽい。



水も滴るいい男とはこのことを言うのだろうか。







｢風邪ひくぞー｣と言う宇髄はAの後ろにまわってドライヤーで乾かし始めた。







宇髄の手つきが気持ちいい。思わず眠くなりそうだ。




・






テレビを見ているうちに髪の毛は乾かし終わってい
た。







『ありがとうございます。』







そう言って立ち上がろうとするとひょいっと宇髄に持ち上げられた。







『宇髄さん？』








何回もこうやって持ち上げられたこともあるし、今は少しだけ眠たいのもあってあまりビックリはしなかった。








そのまま宇髄はテレビの電源を落として、いつも2人で寝ている寝室へと向かった。








テレビの声で賑やかだったリビングはそれが無くなったことによって しん… と静まり返る。








『宇髄さん？』ともう一度名前を呼べば、宇髄はやさしくAの体をベッドに降ろした。







宇髄｢まだデートは終わっちゃいねーぞ。

今からは お家デート だ。｣






『…今からお家デート、ですか…？』







宇髄｢そ。お家デート。｣







Aの上に覆いかぶさっている宇髄は
｢今からいっぱい楽しもうな♡｣と意味深な言葉をならべてやさしい笑顔で笑った。

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