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EPISODE 61* ページ19

【かまぼこside】




いつものように授業が終わり、善逸と伊之助炭治郎で帰る。





Aは誘う前にどこかへ行ってしまった。






善逸「Aさん、いないね。」





炭治郎「もう帰ったのかな…?」





伊之助「おい!俺は腹減ったぞ!」






3人で教室を出ようとした時、同じクラスの女子生徒の一人が教室に慌てた様子で飛び込んできた。







伊之助「なんだ?アイツ。」









「雪那さんが…っ!莉奈をカッターで!!

誰かきて!」







教室にはまだ何人かの生徒が残っており、それを聞くとザワザワと騒ぎ出した。









善逸「え、今なんて言った?俺の聞き間違い?」









炭治郎「いや…。Aさんが傘間さんをカッターでって…。」









嫌な予感がする。








三人は教室を出て、皆が向かう方へとついて行く。










3階の空き教室。





大勢のギャラリーに囲まれているのは、三年の教師2人と、腕から血を出している傘間と放心状態でぼーっとしているAの姿。






炭治郎「嘘だ。Aさんがそんなことするはずない。」





善逸「傘間が関わってる。絶対にあの人の企みだよ!」





すると、傘間は先生と何人かの生徒に連れられて保健室へ。




Aは女性の教師に引っ張られ、どこかへ連れていかれる。






炭治郎「Aさん!」




善逸「人多すぎじゃない!?」





伊之助「おい!どこ行くんだよ!」






三人で声をかけるが、周り人が多すぎて近づくこともできないし、声も届かない。






Aの姿が見えなくなると、空き教室前にいた野次馬たちは解散し始めた。






「やばかったねぇ。」「本当にやったのかな?」

「傘間が何かしたんじゃね?」










全員いなくなって、


空き教室前に残っているのは、
炭治郎、善逸、伊之助の3人だけ。






伊之助「アイツはあんなことする奴じゃねぇ。」





炭治郎「俺も傘間さんが仕掛けた罠としか思えない。」





善逸「…Aさん、どうなっちゃうんだろ……。」











Aが停学になったというのは次の日にわかった。




いつもAが座っている席もがらんとしている。





三人は決めた。







「必ず、証拠を見つけてAを助ける。」

と。

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(プロフ) - とてもおもしろかったです!! (2021年1月11日 18時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても面白いです!!で,すいません、私の理解力がないだけなんですが,足立って誰ですか?この後にその話が出ていたらすいません、どうしても気になってしまいましてこれからも頑張ってください!! (2021年1月11日 17時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - りなおさん» りなおさんこんにちは!コメントありがとうございます!感動して頂けたみたいで良かったです(*´˘`*)短編集の方もよろしくお願いします!! (2020年9月7日 8時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - 一気に読ませていただきました!ラストは私まで涙が溢れて止まりませんでした(TT)素敵な作品をありがとうございます!短編の方はこれから読ませていただきます!楽しみです! (2020年9月7日 3時) (レス) id: 712037cba2 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - Miraiさん» ホントですか!?よかったです!! (2020年2月11日 16時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年12月14日 2時

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