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EPISODE 118 ページ24

【宇髄side】





《数年後…》






Aが亡き人となってから数年がたった。






宇髄は音柱、宇髄天元として大活躍中だ。






そして、





宇髄「おら、おら!そんなんじゃ柱になんてなれねぇぞ!


竈門! ヒノカミ神楽への呼吸の切り替えをしっかりやれ!」




炭治郎「はいっ!」





宇髄「善逸ぅ! お前は泣いてねぇでさっさと
走り込み終わらせろ!

十週追加すんぞ!」





善逸「鬼ぃ!!! この筋肉だるまァァ!!!!!

もぉやだぁ!禰豆子ちゃぁぁん!」






宇髄「お、いいじゃねぇか、猪!

その調子で暴れまくれ!」





伊之助「ひゃほーい!俺様にできねぇことなんざねぇんだよ!

おい!祭りの神!俺と勝負しろ!」






三人の指導を毎日欠かさず行っている。








宇髄「おし、一旦休憩だ。

休憩し終わったら素振り千回な。」





善逸「休憩は嬉しいけど、そのあとも地獄かよォ!!!」





宇髄「うるっせぇ!善逸!!


いいか!今日は冷え込んでいるから体を冷やさねぇようにしろ! わかったか!

猪、お前もだぞ。服着ろ!服!」





伊之助「チッ。しょうがねぇな。」






__________




修行の休息を三人に与え、

宇髄は小さな山を登る。




いつも走り込みで山を走っている宇髄からしたらこんな小さな山はなんてことない。





頂上に着く。






そこには小さな墓石があった。









『もしも、私が死んでしまったらあの山にお墓を立てて欲しいです。

あの山、冬になると雪が積もって椿の花が
すごく綺麗に映えるんですよ。』








そんなAの言葉を思い出して、辺りを探してみると確かに真っ白な雪によって一層ひきたてられた椿の花が咲いていた。








宇髄は持ってきていた花を墓石に置く。








そして膝をついて、両手を顔の前で合わせる。








宇髄「元気にやってっか。A…。」







まるでそれに応えるかのようにハラハラと雪が降りだした。






宇髄「ハハッ。そうか。派手に元気そうだな。

竈門たちもがんばってるぞ。お前の頑張りは無駄にしないってな。



無惨を倒せる日もそう遠くはなさそうだ。

俺たちはやるぜ。必ず。

任せとけ。お前の分も俺がド派手に暴れてやるからな!」









俺とお前はどこまでも一緒だ。









そう言って、空に拳を突き上げた宇髄の
耳には


金と銀の耳飾りが一つずつ着けられていた。

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澪奈(プロフ) - え、もう最後めっちゃ泣きました!!感動した!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: 20f17d6d24 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - アミさん» アミさんこんにちは!素敵なコメントありがとうございます!!私も沢山の方に読んでもらえると嬉しいです( *˙˙*) これからも頑張ります!! (2020年8月26日 20時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 読みながら号泣しました。とっっても素敵な作品です!!!もっと色んな人に読んで欲しい…!!!!応援してます!!!!!! (2020年8月26日 19時) (レス) id: cc3c93fcc6 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - (^▽^)/さん» コメントありがとうございます(T^T)めっちゃ嬉しいです!!相変わらずの駄作ですが、最後まで読んで下さると嬉しいです!!! (2020年8月19日 14時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
(^▽^)/ - 感動してめちゃ泣きましたっ!!楽しんで続編も見ますっ!( ノД`)シクシク… (2020年8月19日 13時) (レス) id: 1433fde6d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年11月21日 0時

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