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〜open the door〜 ページ8

ギ、ギ、ギギギギイィイイ……





大きな門が私の手によって開かれた





『こんのすけ……
じゃあ、またぁ………あぶっない!』





こんのすけにさようならを言っていたところ
頭上から光輝くものが落ちてきた
いや、正確には飛んできた

それは………よく見慣れたものだった
ただくすんで汚れていた。





『太刀だ……』





?「あれま、外しちまったか〜
アハハハハ!!驚いたか?」





声がした方を向くと
元々白い和服だったのだろう血なのか
少し紅く染まった染みがよく目立った……





こん「鶴丸様!!」





こんのすけの小さな叫びが私の
腕の中から聞こえた
が、鶴丸と呼ばれた男士は無視をして
私を見てきた





鶴「お前が新しい審神者か……」






と、呟くと常人ならぬ速さで近付いてきた
腕に抱いていたこんのすけを取られ
驚いている間こんのすけは外に出され
門を閉められてしまった





鶴「……お前俺の刀を見たのになぜ
逃げなかった……答えろ」





『はい?
私も刀が好きだからに決まっているでしょう?』





この人から発せられる威圧がハンパない!
怖いです、刀より貴方が怖いです。





鶴「……そんなに言うんなら着いてきな」





そう言うととっとと歩き始める鶴丸さん

渡り廊下を歩いている時彼が
口を開いた





鶴「政府さん方も懲りないねぇ
さぁ〜て、君はいつまでもつかな〜」





カラカラと笑うと大きな襖の前で止まった
私の心の準備もさせてくれないまま
襖を開けると、そこにはたくさんの
刀剣男士が、いた。
こんのすけに知識を貰っていて良かったと思う





私を見てとても殺気立って
刀の柄を握っていた





『………。』





?「お主、ここに座れ
ほれ、もっと近こう寄れ」




入り口の近くに立っていた私に
近くに寄るように言ったのは息を呑むほど
美しい男士だった





私はゆっくりと近付くと
その男士の前で正座をして座った





?「お主は何のために来た?」





『……責務を果たすため』





後ろで鶴丸が私の首に刀を構える
首にヒヤリとしたものがあたる





『貴方たちの心の傷を治しに来た。』





こう言えば周りの男士がさらに殺気立って
しまったが何よりも私の本音だ





?「……気に入った……ボソリ
良いだろう、お主ここで暮らせばいい
だが、簡単にはいなくなったら困るからな?」




最初に言った言葉は聞こえなかったが
暮らせばいいと言うので
遠慮なくいさせてもらうv(・∀・*)
ヤッタネ!

〜knife〜→←〜goodmorning〜



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作者名: | 作成日時:2017年6月19日 18時

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