【ブラック本丸】天才は紙一重で馬鹿である。【刀剣乱舞】 (ページ5)

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～Again～ページ5

『ごめんなさい、もう一度言って
もらえますか？母様』

母「一度しか言わないと言ったでしょ
アキラが行方不明になりました」

そう言うとさっさとくそ親父の元へ戻る母
まったく捜す兆しが見られないため
母に思わず聞いた

『お兄様を捜さないのですか？』

母「えぇ、だって貴女より出来が悪かったから」

私は母の事を疑ったあんなに可愛がっていたはず
なのにどうして？ねぇ、母様、どうして？

疑問がグルグルと頭の中を巡り吐き気がした
私はその場に倒れ込んだ

両「A！？」

薄れゆく意識の中私が見たのは
ずっと追い続けた兄の姿だった………

.

.

.

その6日後、家にまた医者が呼ばれた
私が倒れ高熱を出していたところ
やっと目を覚ましたからだ

だが、ずっと両親とも黙ったままだった

『どうしたんですか？
私は元気になりましたよ？
お医者様もありがとうございました』

と、言うも医者の目が私も目を見たまま
離れない。これは両親にも言えることだった

医「誠に言いにくいことですが……
貴女は高熱を出した際、細菌により
目の色が変わられてしまったようです……」

と、告げられた。
渡された鏡を見て驚く吸い込まれそうな程の
漆黒の瞳がなく、そこには光輝く金色の
瞳だったから。

『……なかなか、カッコイイね……』

と、言うとみんなに驚かれてしまったが
本心でなかなか嬉しかった。

私のことで用事の済んだ医者は
さっさと帰って行った

両親は気をきかせてか私の部屋を出ていった

『お兄ちゃんにもう一度会いたい………』

＿＿＿政府の使いが来るまで後3ヶ月＿＿＿