はじめましての委員会 ページ5
まさかの委員会決めから1日。
今日ははじめての図書委員会の活動日だ。
図書館にずらっと並んだ知らない顔。各クラスごとに決められた席に着席する。
新入生たちの初々しい制服姿が春を感じさせた。
すると、おもむろに私の隣に座る金髪の男性。
えーっと……？ もしかしてこの人が？
『は、はじめまして』
「……」
『あ、あの……お名前お聞きしてもよろしいですか？』
「……」
『私、２−Dのエーミールと申します』
「……おれ、佐伯。佐伯A」
や、やっぱりー！！！
ヤンキーだし、勝手に決められた委員会なんか出席するわけがないと思っていたのに！！！
ペコペコと会釈をして、こそっと彼を覗き見る。
目を引く金髪に、キリッとした吊り目。髪の金とは対照的な暗い瞳が印象的だ。
イケメンというよりも、美少年という言葉が似合いそうな彼は、ぼーっとどこかを見つめている。
これが「最恐の一匹狼」。確かに、他の生徒とはオーラが違う……気がする。
そんなことを思いながらじっと見つめていると、私の視線に気づいたのか、暗い瞳と目があった。
「……なんか用？」
『あ、す、すみません！』
やってしまった。覗き見ていたはずが、結構ガッツリ見てしまっていたようだ。
どこか攻撃的にもみえたその視線に、本能的な恐怖を覚える。
これは関わらないが吉。触らぬ神に祟りなし。
できるだけ空気でいよう。
結構存在感を消すのは得意なんです、私。
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っっっっぽ(プロフ) - ぐぅ。さん» リクエストありがとうございます！続編の方で書かせて頂きますので、是非続編の方もも宜しくお願いします！ (2021年4月2日 12時) (
レス) id: 623bb5a80c (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅ。 - 更新頑張って下さい!! (2021年3月31日 0時) (レス) id: 79439debff (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅ。 - 面白いです!リクエストなんですけど夢主君が暫く寝れなくて気遣ったemさんが添い寝or膝枕してほしいです!! (2021年3月31日 0時) (レス) id: 79439debff (このIDを非表示/違反報告)
っっっっぽ(プロフ) - 碧さん» そう言っていただけて嬉しいです。有り難うございます！ (2021年3月1日 11時) (レス) id: 623bb5a80c (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - めっちゃ面白いです！ 更新頑張ってください！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 83cb21b3f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：っっっっぽ | 作成日時：2021年2月4日 1時
