二十二 ページ23
殿堂入り！！！ほんっとに！！！ありがとうございます！！！！！！！
___
教室に戻ると、『売り切れ』と書かれた紙が扉に貼られていた。
そろそろ文化祭も終わりかあ。シグマ君が可愛かったなあ←
足の痛みも結構引いて歩けるようになったし、一件落着だよね！！
てか真逆横抱きにされるとは思わなかったよね。イケメンオーラに網膜が焼かれたわ。そして脳内で辞世の句詠んだわ←
『楽しかったー！終わるのが寂しいよ！！』
「そうだな」
ふわりと微笑むシグマ君。
『おっふ…』
抱き締めたい、その笑顔←
___
片付けも無事終了し、帰宅しようとしていると、佐々木が話し掛けてきた。
「Aー、ちょーっと此方に来てくんない？」
『良かろう』
ついて行くと、二、三人の女子が待っていた。
「此処にミニスカートのメイド服が一着」
『シグマ君に着てもらうんだね』
「何でだよ」
「Aちゃんだけロングスカートだったじゃん！お店終わったんだし、ミニスカートも着てみてよ！」
『シグマ君とペアルックにするって事？』
「一着しか無いって云ってんだろ」
的確なツッコミを入れる佐々木。流石私の友人！鍛えられてるゥ！！←
「ほらほら、此方で着替えようよ！」
「確か此方に猫耳もあったよね！」
『ちょ、待っ』
やめろ！！！私のミニスカ猫耳メイド姿なんて一体誰に需要があるって云うんだ！！！只の悪夢だぞ！！
とは云え、四対一の此の状況で私が勝てる訳も無く。
『あーれー』
文ストのアニメの最終回……明日リアタイで見るん…だ…(遺言)←
___
二分後。
『死にたい…』
先刻着ていたのよりも派手な、膝上のメイド服を着て私は立っていた。あと猫耳。
シンプルに死にたい。
「かーわい〜い！！」
「ちょっシグマさん呼んで来ようシグマさん」
『待って！！それだけは』
愛する推しの目を汚す訳には！！！
「…？何だ？」
クソが！！！←
『あっちょ、やめて見ないで！君の眼球が腐る！！』
「！？怪我でもしたのか！？私は構わないから見せてみろ！」
『微妙にデジャブ！！！』
涙目だよもう。
引っ張り出された私は再度スカートの裾を握り締めた。
『お目汚し失礼します…』
「！？！」
「さ、帰った帰った」
顔を真っ赤にして固まったシグマ君と頭を抱えている私は荷物と共に外に放り出された。
許さんぞ佐々木とその他。
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赤マシュマロ(プロフ) - きのこさん» 歪んじゃいましたね〜！コメントありがとうございます！！ (3月18日 0時) (
レス) id: 87499d5a81 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - おっとぉ〜？？ぐにゃりと歪んじゃったかぁ〜！！ (3月17日 22時) (レス) @page39 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
赤マシュマロ(プロフ) - きのこさん» 帰っちゃいましたねシグマ君…！なんてこった！！泣きましょう！！(???)コメントありがとうございます！！！ (3月9日 19時) (レス) id: 87499d5a81 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ええぇぇ！！ヤバい無理！！シグマが、、、シグマがぁぁぁ！！！！ 嫌だぁぁ！！！ 泣きそう (3月7日 0時) (レス) @page37 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
赤マシュマロ(プロフ) - 落蕾さん» ありがとうございます！！！解ります、推しと床に挟み潰されたいそのお気持ち(!?)幸せ過ぎるサンドイッチですね！！共感の嵐です！(暴走)これからも宜しくお願い致します！！！ (3月3日 23時) (レス) id: 87499d5a81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤マシュマロ | 作成日時：2023年3月2日 22時
