赤の022 ページ25
貴方sideに戻りまーす。
やっと気づいたのかな？
やっぱトロいな雷門イレブンは。
さっきは躊躇したけど。
今なら出来る気がする。
貴「…そろそろかな？」
兄さん。
今だけそのプレーを捨てるよ。
【赤の覇者】ではなく【赤の魔女】としてね。
でもなにか足りない。
僕が戻るために必要ななにかが。
角「さあ残り時間もわすがだ！果たして決勝点はどちらに⁉」
疲れが見えはじめてる雷門が汗を散らばめながら走り回る。
その姿がキラキラしてて。
美しい？ってかかっこいい？
憧れるんだ。
SP「《セキュリティショット》！」
あっ、いつの間にかわされてる！
貴「円堂！」
僕はつい呼び捨てで呼んでしまった。
でも心配した僕がバカだったみたい。
円「来い！ゴールは俺が守る！」
自信に満たされた顔、いや絶対に止めると覚悟してるその顔が僕を驚かせる。
円「《マジン ザ ハンド》‼‼」
角「止めたぁっっ‼鉄壁の守り、マジンザハンドだぁ！」
貴「マジンザ、ハンド…」
全身が煮えたぎるような熱が帯びはじめ。
こんな衝動がおきた。
________ボールを蹴りたい！
貴「円堂ぉぉぉぉ‼」
僕は自分でも予測できなかった大声を撒き散らした。
ピッチ中のみんなが驚いて僕を見る。
貴「僕に！僕にボールを！」
円「…あいつもあんな目をすんのか。よぉーし！ルイ！」
そう言って僕にボールを投げる。
ホントはその名前で呼ばれたくない。
でも。いまそんなのどうでもいいんだ。
僕はボールを受け取った瞬間身を低くして目線を落とした。
相手や味方。
全員の動きがスローモーションのように遅くなって、全部見える。
貴「いくよ！」
そのときフィールドに赤い線が走り抜けただろうに。
次々とボールを持った赤い光がみんなを横切ってく。
角「おおっと！紫苑がボールを運んでいく！その姿はまるで赤い閃光のようだぁ！」
誰もついてこれないだろう。
これをカット出来るのは世界のトップ選手たち。そのトップ選手たちでさえ姿を捉えるのが精一杯なはずさ。
塔「とおすか！」
でも彼女が僕の前に立てるということは僕もずいぶん落ちたものだ。
塔「《ザタワー》！」
貴「…可哀想だけどこれを君たちのに送ろう」
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w.d(プロフ) - 涼坂くんだぜっ！((誰だよさん» 機嫌を損ねてしまって申し訳ありませんでした。 (2014年8月19日 18時) (
レス) id: 2d840f5dad (このIDを非表示/違反報告)
涼坂くんだぜっ！((誰だよ - 面白いけど、面白いけど、顔文字が…っ いや、うん、はい。顔 文字入れない方が良いですよ絶対(( 読者様の気分を損ねますから((← (2014年8月19日 9時) (レス) id: 2925a1fd16 (このIDを非表示/違反報告)
w.d(プロフ) - 全然かまいませんよー^ ^私は敬語で話しますけど気にしないでください (2013年6月25日 20時) (レス) id: 6c825fa666 (このIDを非表示/違反報告)
涼野晴矢(プロフ) - 自信がついて良かったです！もし良かったら友希しても良いですか？ (2013年6月25日 19時) (携帯から) (レス) id: b1ff3cde40 (このIDを非表示/違反報告)
w.d(プロフ) - 涼野晴矢さん» それはありがとうございます！もったいないお言葉のおかげで自信がつきますわ^ ^ (2013年6月25日 17時) (レス) id: 6c825fa666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：w.d | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kis-my-ft2museum/
作成日時：2013年5月5日 19時
