赤の017 ページ20
塔「さあ！攻めるよ！」
角「SPフィクサーズが雷門陣内に攻め込む！」
なんとか、鈍くなった身体を動かしていた僕はヤケになってそのボールを取ろうとするが間に合わない。
貴「風丸！頼む！」
風「おう！」
雷門一の俊足が止めにかかる。
僕の目からしたらこの試合はトロイよ。
でも、それは今言えない。
身体がなまりきった僕がそんなこといえる立場じゃないんだ。
ただでさえ感覚をとりもどすのが必死なのに。
塔「来たね、宇宙人！」
風「俺は人間だ！」
塔「ヘッ、すぐにわかるよ！」
財前総理のお嬢ちゃんが宙で舞いながら風丸クンのプレッシャーを軽々とかわす。
その笑みが今のイライラしている僕にはムカッとくる(♯｀∧´)
鬼「くっ！やられたっ。壁山！」
壁山クンに指示を出すも、お嬢ちゃんが女のSPにパスを流す。
壁「通さないっス！」
男女SP「《合気道》！」
あの壁山クンが軽々とかわされる。
貴「くそっ、デイフェンスの要がっ…円堂クン‼」
ボールをもらったSPがシュート体制に入る。
SP「《トカチェフボンバー》‼」
円「《爆裂パンチ》‼」
ボールを殴りまくる円堂クンの必殺技は僕を奮い立たせた。
貴「本物の爆裂パンチ！かあっこいいー！」
音「大人相手に負けてませんよ！」
瞳「へぇ…見せてくれるじゃない…」
ボールは円堂クンから染岡サンへ。
染「くらえっ！《ドラゴン…》」
塔「いくよ！《ザタワー》‼‼‼‼」
染「うわぁっ！」
貴「染岡サン！」
ヤバイ、あれは完全に足をやられた。
カットされたボールを雷門やSPフィクサーズが猛烈に取り合う中、確実に雷門の動きが鈍くなっている。
角「さあ、前半も残りわずか。ここで雷門が攻撃にでたぁ‼」
染岡サンが受け取るも、
塔「またやられに来たか！」
お嬢ちゃんのプレッシャーに引っかかって足を庇ったシュートがヘニャリとゴールをに飛んで行く。
そのままそれてボールはフィールドから出て行ってしまった。
ピッピー！
角「ここでホイッスル！スコアレスのまま
前半終了です！」
塔「たいしたことないね、宇宙人」
嫌味を込められた発言を染岡サンに残してお嬢ちゃんは自分のベンチに戻っていった。
染「っ…くそぉっ！」
円「染岡！いい感じだったぞ！後半頼むぜ！」
染「お、おう…」
…染岡サンはだめっぽい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
w.d(プロフ) - 涼坂くんだぜっ！((誰だよさん» 機嫌を損ねてしまって申し訳ありませんでした。 (2014年8月19日 18時) (
レス) id: 2d840f5dad (このIDを非表示/違反報告)
涼坂くんだぜっ！((誰だよ - 面白いけど、面白いけど、顔文字が…っ いや、うん、はい。顔 文字入れない方が良いですよ絶対(( 読者様の気分を損ねますから((← (2014年8月19日 9時) (レス) id: 2925a1fd16 (このIDを非表示/違反報告)
w.d(プロフ) - 全然かまいませんよー^ ^私は敬語で話しますけど気にしないでください (2013年6月25日 20時) (レス) id: 6c825fa666 (このIDを非表示/違反報告)
涼野晴矢(プロフ) - 自信がついて良かったです！もし良かったら友希しても良いですか？ (2013年6月25日 19時) (携帯から) (レス) id: b1ff3cde40 (このIDを非表示/違反報告)
w.d(プロフ) - 涼野晴矢さん» それはありがとうございます！もったいないお言葉のおかげで自信がつきますわ^ ^ (2013年6月25日 17時) (レス) id: 6c825fa666 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：w.d | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kis-my-ft2museum/
作成日時：2013年5月5日 19時
