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そのコーヒーを手に取った大倉さんはその場で口をつけた。



なんか、かっこい。



「大倉さん人気なんですね。」




『誰にですか?』


不思議そうな顔で飲んでいたコーヒーから口を離し、首を傾げた。




「生徒さんたちに?」




『それってAさんもですか?』


私もってなに。




「いや、別に私は。」



それを聞くと、またコーヒーに口付けて。




『そうですか。』



また。





『なんでコーヒー2本なんですか?微糖とブラック。』



私の手に握られた缶コーヒーを見ては、そう言った。




「ああ、これから迎えに来てくれる せんぱ..」




「おう!A!」



言い終わる前に名前を呼ばれて..




私と大倉さんが目を見遣ると、車から顔を出し手を振る村上先輩がいた。



「すぐ行きます!」


手を振って、大きい声でそう返す。





『コーヒー、彼にですか?』




「あっ、そうです!」




私がそう言うと、大倉さんは村上先輩を一瞥した。ㅤ



『..彼氏とか?』




はい? 村上先輩が彼氏??





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設定タグ:関ジャニ∞ , 大倉忠義 , 村上信五   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2021年2月4日 23時

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