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「こんな所までありがとうございました!」
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村上「かまへんかまへん。タバコ吸ってからここ出るからもう行ってええで。お疲れさん。」
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ここはスーパーの駐車場
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「ほんとにありがとうございました。お疲れ様です!」
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車のドアを閉めてから村上先輩に頭を下げ、別れを告げた。
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「きみくん何食べたいかなあ。」
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食材を眺めながらそう呟き、携帯を開く。
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Aお仕事お疲れさま!そろそろお仕事終わるかな?
今日の晩ご飯なにがいい?
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携帯の液晶画面に映る時計は17時を過ぎていた。
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「いつもならこの時間には終わってるよね。」
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しばらくして携帯がピコンッと鳴った。
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きみくんいま会社出てきた。
うーん、今日は何がええかな。シチューとか?
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「すぐできるじゃん。天才。」
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私ときみくんが勤める会社は家から徒歩10分ほどのところに位置していて、とても近い。
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きみくんシチュー好きなんだよねえ、冬になるとリクエストが頻繁になる。
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作者名:橘 | 作成日時:2021年2月4日 23時