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村上「なあちょっと早めに飯食いに行こや！」
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そう言っては、また眉間に皺を寄せて困った顔をする。
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村上「うーん..ヨコに悪いか？」
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「いや全然！早めにお開きにして、きみく..っ横山さんにご飯作れれば大丈夫です！」
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村上「あーほんまか？..って、きみくん呼びしてんのかいな！アイツほんま 年上やのにデレデレやな。」
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いつも行く居酒屋へハンドルを切ってはそう笑う。
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村上「ああ、..ヨコは。アイツはAの作る飯が食えるんやな。なかなか羨ましいやん。」
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さっきのガハハと笑う村上先輩の笑顔はなくて..
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村上「でもおまえ 飯なんて作れるんか。」
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「はぁあ？？作れますよ！バカにし過ぎです！」
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そしたらまたいつも通りの八重歯を見せた笑顔。
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でも、なんだか今日はいつもと違う。
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作者名：橘 | 作成日時：2021年2月4日 23時
