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村上「ほんで、あれ誰なん。」
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「バイク専門の講師です。」
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村上「バイク専門？ほな、普通関わることないやんけ。Aおまえ、普通自動車やろ？」
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眉間に皺を寄せ、不思議そうな顔の先輩。
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「入校式を担当してくれたんです。だから、これから先はきっと関わることないと思います。」
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村上「なんや、それならあんな下の名前でなんて呼ぶ必要なかったなあ。ヨコにも申し訳ないわ。」
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「横山さんのことは気にしないで大丈夫ですよ。」
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そう、ふふっと笑って見せた。
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村上先輩は私の先輩兼恋のキューピットだ。
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横山さん、いやきみくんを紹介してくれたのは村上先輩だった。
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そんなこともあって先輩には日々感謝している。
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作者名：橘 | 作成日時：2021年2月4日 23時
