腐女子ライター満喫中です！！【ノックイズBL】

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そのあとは、キャンプ場のキャンペーンなり体験教室なりとPR動画を撮ったりして時間が過ぎた

ちなみに私は、“女一人でもできちゃうキャンプ！”みたいなPR動画を撮ってた

ぼっちで。ちょっと寂しかった。


fkr「はい、じゃあ今日の撮影はここまで！みんなお疲れ様〜」

『つ、疲れた、、、！』

あたりが暗くなって、ようやく撮影が終わった

私は今日寝泊まりするコテージにたどり着くと、ソファで力尽きた。

もともと体力が少なかったのに、よく頑張ったよワシ

テント立てたり、火ぃ付けたりしたし

kwmr「あれ、A疲れちゃった？」

『もう、、、疲れた、、、眠い、、、』

眠くて回らない呂律で返事をすると、河村さんは芝居掛かった様子で「困ったなぁ」と言った

kwmr「今から花火しようと思ったんだけど、Aはできないみたいだね」

そう言うと河村さんは私の顔の前で花火のパーティーセット的なのをチラつかせる

『なにそれやるやる！』

私は眠気なんて忘れてソファからガバリと起き上がり、河村さんの手から花火をひったくる

キャンプ場でみんなで花火とかわくわくがとまんねぇよ！

『早速やりましょー！』

ko「おーー！！花火じゃん！やろやろ！」

ymmt「あはは、二人ともはしゃぎすぎ〜」

なんやかんや言いながらも、全員でコテージの庭に出る


『いえーい！にとーりゅー！』

sgi「甘いな！俺は四刀流だ！」

fkr「こら、あんまり危ない遊び方しないでよ〜」

福良ママの注意を聞き流しながら、私は両手に持った花火を振り回す

秋でも、やっぱり花火は楽しいもんです！


side.izw

『川上〜、線香花火どっちが長くつけれるか対決しよーぜ』

線香花火を二本持って川上のところに行く

kwkm「いいですよ。負けたら罰ゲームなんてどうです？」

『おっ！いいじゃん、望むところ。』

先っちょに火をつけて、揺らさないようにそっと、パチパチ弾ける火種を眺める

kwkm「こーゆーのって大体、夏にやるもんじゃないですか？」

『いーじゃんよ、別にさ』

それもそっすね、と笑う川上。

その横顔を眺めてると、向こう側でAが手持ち花火を振り回しているのが見えた

『そー言えば、もうAが入社してから1年経ったのか』

kwkm「確かに、この時期でしたね。

早いなぁ。つい最近のような、でも結構前だった気もします」

パチパチ、パチパチ、線香花火はまだ明るく燃えている


『アイツが来てから、随分変わったよな。俺ら』

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