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ymmt side...
｢あれ、2人でご飯作ってるの？｣
福良さんがキッチンまで様子を見に来た。
『はい！山本さんがお手伝いしてくれてます』
Aが明るい声で答える。
｢お手伝いしてまーす｣
僕も手を挙げて、福良さんに返事をする。
｢こう…2人でキッチンに立ってる所見ると…
なんか、夫婦みたいだね？｣
｢えっ｣
『もう、福良さんからかわないでください〜！』
ドキッとした僕とは対照的に、
Aは慣れたように返事をする。
そりゃ、Aは僕のこと何とも思ってないって知ってる。めげるな僕。
｢えー？じゃあ、好きな人とかいるの？｣
『なっ、福良さんらしくないですね、
恋バナなんて珍しい気がします。』
Aは、フライパンを器用に動かしながら福良さんに問いかけた。
とてもとても興味深い話だから、
片耳だけに全集中を研ぎ澄ます。
｢そう？こういう話もするよね？山本？｣
｢えっ？｣
突然話を振られてびっくりした。
しかも、福良さんと恋バナなんてした覚えは一度もない。
恐る恐る福良さんの顔を見ると、
なぜかニコニコの笑顔でウインクをしてきた。
何かの合図？
俺に任せて！みたいな顔してる。
…もしかして、アシスタントのつもりなのか？
僕が意気地無しで
Aにそういった類の話をできないから、
わざわざ聞きに来てくれたのか？
『えっ…今度はウインクなんかして、どうしたんですか…？』
ウインクは早々にAにバレて引かれているけども。
頑張れ福良さん！Aの好みとか諸々聞き出して！
｢いやいや、ウインクなんてしてないから。｣
『いやしてましたって、綺麗なウインクでした』
｢え、それはどうもどうも｣
『…やっぱりウインクしてたんじゃないですか。』
話の流れが完全にウインクの方にいってしまってる。
｢…それで！Aの恋バナは？？｣
ここまできたら、福良さんのウインクの話で
終わらせてしまうのはもったいない。
勇気を出して声をあげた。
…のに、思っていたのとは違う返答が聞こえた。
『えっ、山本さん、Aって呼びました…？』
｢ん？あ、うん、呼ぶって言ったよね？｣
もしかしてやっぱり呼ぶのやめろ的なやつなのか。
Aの返答を待つと、
少し恥ずかしそうに頬を描きながらAは答えた。
『だって、さっき言った直後に
またちゃん付けに戻っていたので…
気になってたんですよ』
そう言われてみれば、Aちゃんと呼んだような。
.
続きます
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ぷち。(プロフ) - わああ、ありがとうございます(T＿T)完全私の妄想をお届けしているので、本当に嬉しいお言葉です、これからも頑張ります！よろしくお願いします(*´`*) (2019年12月29日 18時) (
レス) id: 405e211a09 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - ずっとギュンギュンしっぱなしです…素敵な作品をありがとうございます！これからも更新楽しみにしていますので無理せず頑張ってください！素敵な夢をありがとうございます（；_；） (2019年12月28日 1時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月5日 19時
