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kwkm side...
｢わ、福良さんからLINE来てた。
そろそろ帰らなきゃ。｣
ふくら川上、Aさんとのデートそろそろ切り上げて帰ってきて。
『え！福良さん怒ってます？』
心配そうに俺のスマホを覗き込むけど、
身長が足りなくてギリギリ見えないA。
ちょっと意地悪したくなって、携帯を顔に近づけて返信をする。
カワカミタクロウ買い物終わってます。今から帰りますね
『あっ、ちょっと！？返信してます！？
その位置だと見えないんですが！』
どうにか見ようとピョンピョンと横でジャンプするのが
小動物のように可愛くて、さらに携帯を上げる。
って、好きな子に意地悪したくなるとか
ほんとこういう所、ガキだなとつくづく思う。
でも反応が可愛いからやめられないわけで。
｢福良さんが、デート終わらせて帰ってきてって。｣
文面をそのまま読んだだけだけど、
こう口に出すと、少し恥ずかしいような気もする。
『デート…！？』
隣にいる彼女も俺と同じことを思ったようで、
途端に顔を熱くしている。
『デートじゃないですよね…？買い出しですよね…？！』
｢なに？俺とのデートじゃご不満？｣
Aがそんなこと思うような子じゃないことも
分かっているけど、例の意地悪したくなる癖で
口から思ってもいないような言葉が出てくる。
『不満なんてないですけど…
その聞き方はずるいですよー…』
手で真っ赤な顔をパタパタと扇ぎながら答える。
そんな一つ一つの動作があまりにも可愛くて。
ほんとに、俺がデレデレなんだよなぁ…。
｢じゃあ今日のは買い出しってことで。
さっきの話の続きだけど、本当のデートはどこに行く？｣
『デッ……』
急に固まってしまった。
｢え？聞いてる？｣
『デートって言い方は恥ずかしいです！
お出かけとかにしましょうよ！！』
｢ふはっ、｣
面白すぎる。気にするところそこなのか。
初対面の時から思っていたけど、
Aは俺のツボをいちいちついてくる。
『もう、笑わないでくださいよ〜…
デートって言葉に慣れてないんです！』
少しいじけるような声をだしてくるから、
また甘やかしたくなってしまう。
｢はいはい、じゃあお出かけな。
また連絡するからお出かけしような。｣
そう言ってちょうどいい位置にある頭を撫でると
少し見上げて、照れながら笑う、その表情に
年甲斐もなく胸が高鳴ってしまった。
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ぷち。(プロフ) - わああ、ありがとうございます(T＿T)完全私の妄想をお届けしているので、本当に嬉しいお言葉です、これからも頑張ります！よろしくお願いします(*´`*) (2019年12月29日 18時) (
レス) id: 405e211a09 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - ずっとギュンギュンしっぱなしです…素敵な作品をありがとうございます！これからも更新楽しみにしていますので無理せず頑張ってください！素敵な夢をありがとうございます（；_；） (2019年12月28日 1時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月5日 19時
