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言おう、言おうと思っていてもなかなか言えないのが
ヘタレな私であって。
なにかきっかけがないと伝えることができないと思ったから、
文化祭が終わったあとの打ち上げで伝えさせてもらうことに決めた。
それでも皆さんが許してくれたら、
まだ信じられないけど、QuizKnockに入らせてもらいたい。
その旨を伊沢さんに伝えると、
ニカッと笑ってくれた。
今からめちゃめちゃ緊張するけど、
たくさん練習しておこう……
『こんにちは〜』
｢お疲れ〜、今日も学校？｣
リビングに行くと、須貝さんがいた。
『わ、須貝さんお久しぶりです』
｢そーね、なかなか会えてなかったからいっぱい話そ｣
『ぜひぜひ〜！！』
おいでおいで、と手招きしてくれる。
すす、と隣に座ると、
眩しい眩しい笑顔が目の前に。
『今日は午前部活だったんですよ』
｢午前部活！？その響き懐かしーーー｣
本当に須貝さんは画面の中と、実際の裏表がない人だな。すてき。
『それで、帰りに部活のみんなでタピオカ飲んできたんです』
｢タピった？それタピったって言う？｣
流行りのJK言葉を連呼する須貝さんは
かっこいいと言うより、可愛い。
それに聞き上手だから、こんな話までしてしまった。
午前部活だろうが、私がタピオカ飲んでこようが、須貝さんにとってはどうでもいいのに。
でも、こうして気兼ねなく話せる年上の方って
なかなかいないからもっと仲良くなりたいなと思う。
『そうですね、タピってきました』
｢今度俺ともタピろうよ〜｣
『いいですね！おすすめのタピオカ行きましょ』
なんと、プチデートの約束まで出来てしまった。
須貝さんは本当にお兄さんみたいで、
ついつい甘えたくなってしまう。
｢なに？須貝さん、Aちゃん口説いてんの？｣
伊沢さんがパソコンを閉じて、こちらに来る。
｢いや違うから！
まあ可愛いから口説きたくもなるけど、
俺はAちゃんの兄貴的存在でありたいよね｣
嬉しい言葉に胸がふわっと浮つくのを感じる。
『私も、須貝さんがお兄ちゃんだったらいいなって思ってました』
｢なんだこいつ！可愛いやつめ！｣
ぐりぐりという効果音が合うような力で
頭を撫でられて、須貝さんのパワーを感じた。
『わわわ』
｢うーん、可愛いな、ちっちゃいな〜｣
｢ま、たしかにこれは口説くと言うより親バカだな｣
伊沢さんの呆れた声が聞こえる。
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ぷち。(プロフ) - わああ、ありがとうございます(T＿T)完全私の妄想をお届けしているので、本当に嬉しいお言葉です、これからも頑張ります！よろしくお願いします(*´`*) (2019年12月29日 18時) (
レス) id: 405e211a09 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - ずっとギュンギュンしっぱなしです…素敵な作品をありがとうございます！これからも更新楽しみにしていますので無理せず頑張ってください！素敵な夢をありがとうございます（；_；） (2019年12月28日 1時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月5日 19時
