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川上がAちゃんを溺愛してるってのは
聞いてたけど、こんな…分かりやすく？
｢あー、ほら、だからもうやめとけって言ったのに｣
楽しそうに笑う伊沢。絶対この展開狙ってただろ！！
『川上さんお疲れ様です』
おお、Aちゃんも手このままで話すのね？意外とマイペースね？
｢うん、お疲れ
Aも何、その手は｣
『手の大きさの比べっこですよ？』
キョトン、とした顔で返すAちゃんはもう可愛いのなんの。
思わず吹き出す。
そうか、そうだよね、
Aちゃんにとってはただの比べっこだもんな。
まあ川上にとっては嫉妬の嵐だろうけど。
「比べっこって…」
川上も拍子抜けした顔をしている。
ほんと、俺らはこの子に敵わないよね。
Aちゃんは不服そうな顔してるけど、
これはみんな和んで笑っちゃってるんだから許してほしい。
俺は兄的存在として、この子の笑顔を守ってあげたいな、なんて思った。
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須貝さんが伊沢さんの方に行ってしまって、
リビングで二人きりになってしまった。
ソファーに1人で座っていると、
川上さんが隣に座ってきて。
思えば、隣同士でこうやって座るのは初めてなわけで、
触れる肩とか、腕に熱を感じてしまって、
ドキドキ、と心臓が高鳴る。
｢やほ｣
『や、やっほーです…？』
さっきの須貝さんの言葉が脳内を巡って、
川上さんが私のことをどう思ってるのかな、なんて気になってしまう。
そういえば、この間、川上さんにも同じことを聞かれたっけ。
暗い車内での会話を思い出す。
俺のこと、どう思ってる？
…うん、確かに聞かれた。
それでも私ははぐらかしてしまったから、
私から聞くことなんて出来ないな。
｢なに、今日は機嫌悪い日だったりするん？｣
『いや全然ですよ、元気です！』
｢じゃあ無視しないでよ｣
『へ、ごめんなさい、なんでした？』
この数秒間で色々なことを考えてしまって
川上さんからの言葉が頭に入ってきてなかったみたい。
｢手｣
『…て？』
｢小さいかどうか見せてよ｣
大好きな人に真面目な顔でそう言われて、
頭なんか正常に働くわけもなく。
心の準備なんか出来ていないのに、
気づいたら私は手を差し出していた。
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更新遅くなってすみません…！
あけましておめでとうございます。
今年…というか、今月はセンター試験がありまして、
作者は高校三年生のため、なかなか更新が今まで通り
できないかもしれません…(＞＜)
ご了承ください…。すみません…！！
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ぷち。(プロフ) - わああ、ありがとうございます(T＿T)完全私の妄想をお届けしているので、本当に嬉しいお言葉です、これからも頑張ります！よろしくお願いします(*´`*) (2019年12月29日 18時) (
レス) id: 405e211a09 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - ずっとギュンギュンしっぱなしです…素敵な作品をありがとうございます！これからも更新楽しみにしていますので無理せず頑張ってください！素敵な夢をありがとうございます（；_；） (2019年12月28日 1時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月5日 19時
