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｢簡単に言うと、
俺が1番QuizKnockの中でAと仲良いって
自惚れてたから、
こうちゃんと距離近いの見て嫉妬したんです。｣
『へ？』
私なんてQuizKnockにいらないって
遠回しに言われた気がして、
やっぱり断るべきなのかなって思ってた。
こんなこと言ってもらえるとは思ってなかった。
｢あー、もう、聞き返さんといて。
だから、ごめんな。｣
眉毛を下げて困ったような表情で
謝ってくれる川上さん。
ほんとに…
『嫉妬…？』
そりゃ男女の仲で起こる嫉妬だなんて勘違いはしない。
例えば……
懐いていたペットが急に他の人にも懐き出したような感覚とか、そんな感じじゃないだろうか。
｢全然みんなと仲良くしてくれていいから。｣
川上さんは照れ隠しなのか、
急いで会議室から出ていこうとする。
もっと話していたい。
やばい、好きが溢れてる。
嫉妬したって言われて舞い上がっちゃってる？
落ち着いて私、浮かれるな。
脳内がキャパオーバーになった私は
心の底にしまっていた言葉を
なぜかひっぱり出してきてしまった。
『…心配しなくても、私の一番は川上さんですよ。』
｢え？｣
川上さんが振り向く。
目を丸くしていた。
いやいやいや、
何を口走ってるんだ私は。
このままでは告白になってしまう。
なにか、なにか言わなきゃ。
咄嗟に私は笑って誤魔化した。
そうだ、いつも川上さんは
私をからかってくるんだもん。
…お返しってことでいいよね？
そのあと自分がなんて言ったのかなんて
焦りすぎて覚えてないけど、
とりあえず何とか言い訳をしたんだと思う。
で、今。
川上さんを残して1人で会議室を出てきた。
何やってるんだ私は！！！！！
心の中で叫んだ。
いや叫ばなきゃやっていけないこんなの。
恥ずかしすぎる……
しかもすごい失礼なことをしでかしたんじゃない？
うわー…川上さんにどんな顔して会えばいいかわかんないよ…
さっきの出来事をかき消すように
急いでリビングに戻ると、バターのいい香りがした。
｢あれ？今度はAさんだけ？川上は？｣
福良さんは笑いながら言った。
『あ、、、も、うすぐ来るのでは…？』
と何とも曖昧な返事をすると
福良さんは、
｢なにそれー、もうトースト冷めちゃうじゃん！｣
と可愛く怒っていた。ママ感が否めない。
流れで私もトーストを頂いてしまった。
お店に出せるレベルの美味しさだった。
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ぷち。(プロフ) - qkﾌｧﾝさん» ありがとうございます！毎日更新頑張ってるんです、これからもよろしくお願いします！！ (2019年11月16日 13時) (
レス) id: f9f196cf1a (このIDを非表示/違反報告)
qkﾌｧﾝ - 更新頻度高くて嬉しいです！これからも応援してます♪ (2019年11月16日 1時) (レス) id: 938e232f21 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - Mokaさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です(;_;)頑張ります！ (2019年11月10日 9時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
Moka - 本当に好きです!!!これからも頑張ってください!!!応援してまーす!!! (2019年11月10日 1時) (レス) id: e15c47c4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - qk_a_z_u_さん» い、、1番！？光栄すぎます、ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作成日時：2019年11月1日 21時
