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kwkm side...
Aがこうちゃんのところに行ってしまったので
二度寝でもしようかなと寝転ぶと
福良さんの目がぱっちりと開いていた。
「！？！」
「いや…途中から起きてたけどあんな風に
ラブラブされたら起きにくくて」
と言って福良さんは起き上がった。
｢ラブラブなんかじゃないすよ…｣
寝ぼけていたとはいえ
さっきのを他の人に聞かれるのは恥ずかしすぎる。
福良さんが朝ごはんを用意しようとキッチンに立つ。
｢そんな青ざめなくても。
誰にも言わないよ、川上がAさんに
デレデレなんてことは。｣
優しい顔できついこと言ってくるな…この人…
｢でも川上やっぱり好きでしょ。
俺あんな川上初めて見たもん。｣
見ちゃった〜、と言わんばかりの
にこにこ顔で問い詰めてくる。
｢…違いますよ、仲良しになりたいだけです。｣
仲良しというワードチョイスに我ながら
笑ってしまう。
｢さっきの見る限りじゃ仲良しはもう達成だと思うけどね〜、
はい、トースト焼けたからこうちゃん呼んできて。｣
机の上にこんがりと焼けたバタートーストが置かれた。
こういうところが、
福良さんがママと呼ばれる理由なのだろう。
会議室までこうちゃんを呼びに行った。
そこには、Aの耳にこうちゃんが手をかけているという謎の光景が広がっていた。
｢え何やってんの？｣
特に考えもせず 、気づいたら声を発していた。
『あ、いや、ちょっと内緒話を…』
Aが気まずそうな顔で答える。
いやなんでそんな気まずそうな顔するの。
ほんとに何かしようとしてたの？
……まあ俺には関係ないんだけど。
モヤッとする。
｢仲良しでいいじゃん。｣
さっき福良さんに
仲良しになりたいんです。と言った自分が
惨めに思えてしまった。
俺とはそんな距離になったことないのに。
2人が口をパクパクさせているのを尻目に、
俺は早々に会議室を出た。
部屋から出ると、少し冷静になった。
途端に後悔が押し寄せた。
なんだ今の俺の態度は。
完全に嫉妬やん。嫉妬なのに八つ当たりしてしまった。
リビングに戻ると、福良さんが振り向いた。
｢あれ、こうちゃんは？｣
｢…福良さん、俺って独占欲強いんすかね｣
｢え！？ちょっと待って、何の話？｣
いやホントに何の話だよ。
｢すみません、なんでもないです…｣
そう答えたけどもう一度こうちゃんを
呼びに行く気にはなれなかった。
余裕無さすぎじゃん、俺
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ぷち。(プロフ) - qkﾌｧﾝさん» ありがとうございます！毎日更新頑張ってるんです、これからもよろしくお願いします！！ (2019年11月16日 13時) (
レス) id: f9f196cf1a (このIDを非表示/違反報告)
qkﾌｧﾝ - 更新頻度高くて嬉しいです！これからも応援してます♪ (2019年11月16日 1時) (レス) id: 938e232f21 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - Mokaさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です(;_;)頑張ります！ (2019年11月10日 9時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
Moka - 本当に好きです!!!これからも頑張ってください!!!応援してまーす!!! (2019年11月10日 1時) (レス) id: e15c47c4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - qk_a_z_u_さん» い、、1番！？光栄すぎます、ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作成日時：2019年11月1日 21時
