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会議室のドアをノックする。
｢はーい、どうぞ｣
緊張してきた。
深呼吸をしてゆっくりとドアを開けると、
こうちゃんはノックの主が私だと
思っていなかったみたいで、再びさっきの表情を見せた。
｢あっ、さっきの…！｣
『は、初めまして！
AAっていいます！！』
｢ごめん、俺も全然把握できてなくて
さっきビックリしてドア閉めちゃったんだよ、
渡辺航平です。こうちゃんって呼んでね！｣
気さくに笑いかけてくれたこうちゃんは
手を差し出してくれて、握手をしようと手を伸ばした。
動画見てて思ってたけど
やっぱりお顔整ってるなぁ……
｢Aちゃんの噂は聞いてたんだけど、
実物思ってたより可愛かったわ！｣
『いやいや、みなさん私をからかってるだけですって』
ん？そう言ってから、ふと
気になってしまったので聞いてみる。
『噂と言うのは…？』
するとまたこうちゃんは目を見開き、
｢やっべ、これ言っちゃダメだったかも、内緒ね！！｣
と言ってから、笑顔でシーッとジェスチャーしてみせた。
『えええ…気になります…教えてくださいっ』
だめ、
教えてください！、
ダメだって〜、
気になりますもん！！、
というやりとりを繰り返していると、こうちゃんが
じゃあ秘密ね？耳貸して、と言いながら私に近づいてきた。
と、そこで会議室の扉が開かれる。
｢え何やってんの？｣
開けたのは川上さんだった。
ちょうどこうちゃんが
私の耳に手をかけたところで川上さんが
入ってきたため、普通におかしな光景になる。
『あ、いや、ちょっと内緒話を…』
私の言葉に、横でこうちゃんもたくさん頷く。
事実ではあるがどう考えても嘘に聞こえてしまう理由を言ってみた。
川上さんはまた拗ねた表情になり
｢仲良しでいいじゃん｣
と言うと出ていってしまった。
｢あちゃー、怒ったかな？｣
とこうちゃんが頭をかきながら言う。
しまった。距離を詰めすぎてしまったのか。
｢私が急にこうちゃんさんと親しくしたから、
部外者が馴れ馴れしくするなってことですよね…！？｣
私が困惑してそう言うと、こうちゃんは吹き出した。
｢え？、いや、今のはそういうんじゃないでしょ！｣
じゃあなんで川上さんがちょっと怒るのか。ちょっと拗ねてるのか。
『…それ以外に理由あります？』
と言うと、こうちゃんは
｢あー、これは川上さんも大変だなぁ｣
と笑いながら、またパソコンに向き直ってしまった。
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ぷち。(プロフ) - qkﾌｧﾝさん» ありがとうございます！毎日更新頑張ってるんです、これからもよろしくお願いします！！ (2019年11月16日 13時) (
レス) id: f9f196cf1a (このIDを非表示/違反報告)
qkﾌｧﾝ - 更新頻度高くて嬉しいです！これからも応援してます♪ (2019年11月16日 1時) (レス) id: 938e232f21 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - Mokaさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です(;_;)頑張ります！ (2019年11月10日 9時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
Moka - 本当に好きです!!!これからも頑張ってください!!!応援してまーす!!! (2019年11月10日 1時) (レス) id: e15c47c4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - qk_a_z_u_さん» い、、1番！？光栄すぎます、ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作成日時：2019年11月1日 21時
