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オフィスに戻ると、
そこには伊沢さんだけが残っていた。
｢今戻りました。｣
パソコンに向かう伊沢さんに
声をかけて自分もパソコンに向かおうとすると、伊沢さんから声をかけられた。
｢Aちゃんが泣いてた理由気になる？｣
｢そりゃ気になりますけど…
伊沢さんから聞き出そうとはしませんよ。｣
さっき待つって約束したくせに
ここで聞き出すのは違うと思う。
俺がそう言うと
｢そっか、
川上がAちゃん送っていった後、
みんな俺に質問攻めしてきてさぁ｣
と困った顔で伊沢さんがこぼす。
｢まあ…みんな気になりますよね。｣
伊沢さんは再び目をパソコンに戻して話し続けた。
｢俺が泣かせたんじゃないって言って
納得してもらったけどね。
川上にも一応俺がいじめたわけではないよって
言っておきたかったから。｣
｢そんなの分かってますよ。
伊沢さんがそんなことするわけないじゃん。｣
伊沢さんとは付き合いが長い分
信頼している。彼がそんなことするわけない。
｢えー、なになに、
嬉しいこと言ってくれるじゃん川上〜
俺嬉しい〜〜〜｣
伊沢さんのテンションが上がってきてしまったのでスルーすることにした。
｢…スルーかい！｣
どれだけ時間が経っただろうか。
黙々とパソコンに向かっていると、
再び、おもむろに伊沢さんが口を開いた。
｢それで、俺はAちゃんをQuizKnockに入れるの賛成だよ。｣
思わず顔を上げた。
｢いいんですか？｣
そう言うと伊沢さんは笑った。
｢だっていい子じゃん。
しかも山本から聞いたけど頭もいいんでしょ？
もっとチャラい子を想像してたから、反対することも有り得るかなって思ってたんだよね。
あの子なら俺大歓迎。｣
よかった。
これであとは本当にA次第になった。
ふと携帯を見るとAから返信が来ていた。
A今日はありがとうございました!とても充実した一日でした!お返事させていただく日付を決めたいのですが、いつがお暇ですか?
Aはもうどうするか決めたということか。
高まる鼓動を感じながら、文面は見栄を張って
落ち着いた大人風に返してみる。
カワカミタクロウ了解。今オフィスにいるから、予定確認してみるわ。
すぐに返信が返ってきた。
Aありがとうございます!おやすみなさい( ´ω`
これが彼女からの初めての顔文字だった。
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かわいすぎんか。
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ぷち。(プロフ) - qkﾌｧﾝさん» ありがとうございます！毎日更新頑張ってるんです、これからもよろしくお願いします！！ (2019年11月16日 13時) (
レス) id: f9f196cf1a (このIDを非表示/違反報告)
qkﾌｧﾝ - 更新頻度高くて嬉しいです！これからも応援してます♪ (2019年11月16日 1時) (レス) id: 938e232f21 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - Mokaさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です(;_;)頑張ります！ (2019年11月10日 9時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
Moka - 本当に好きです!!!これからも頑張ってください!!!応援してまーす!!! (2019年11月10日 1時) (レス) id: e15c47c4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - qk_a_z_u_さん» い、、1番！？光栄すぎます、ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作成日時：2019年11月1日 21時
