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｢AさんはQuizKnock知らないです。
俺もさっき大まかなことは教えたけど、
実際に行動しながら知っていった方がいいと思ったんで
みなさん協力よろしくお願いします｣
みなさんが口々に返事をする。
胸が痛い……
嘘を貫くって決めたのに、
結局罪悪感に負けそうになってしまう。
｢じゃあQuizKnockのこと色々教えるから
あっちの部屋来てもらっていい？｣
伊沢さんがさっそく声をかけてくれた。
『はい、お願いします！』
｢俺も行きましょうか？｣
川上さんが私の後ろから伊沢さんに言うと、伊沢さんは
｢いや、とりあえず俺とAちゃんの2人で。｣
と答えた。
真剣な顔だった。怒ってるようにも見えた。
｢…？分かりました。｣
川上さんも困惑しながら返事をする。
私は既に何かやってしまったんだろうか。
それとも普段の伊沢さんはこんな感じなのかな…？
伊沢さんに連れられるまま、
リビングの横にある小さな会議室のような所に通された。
｢ごめんね、緊張しなくていいよ｣
伊沢さんが私に笑いかけた。
私の顔は心配と少しの恐怖でこわばっていたようで。
『ありがとうございます、すみません』
私が返事すると、伊沢さんは
｢それで｣
と呟いた。
｢突然なんだけどさ、Aちゃんに
聞きたいことがあるんだよね｣
伊沢さんがさっきの真剣な表情に戻る。
思わずまた顔がこわばる。
『はい、なんでしょう？』
｢AちゃんQuizKnock知ってるでしょ。｣
ばれた。
こんな安直な嘘いつかはバレると思ってたけど
会って5分ほどしか経っていない伊沢さんにバレるなんて。
頭が真っ白になった。
どうしよう、怒ってるよね、そりゃそうだ
普通怒るよ嘘ついたんだもん
謝らなきゃ。
でもどうやって？
何を説明すれば許してもらえるんだ？
｢Aちゃん？？｣
伊沢さんに声をかけられて我に返る。
『は、はい！！』
返事をすると、
伊沢さんはまた私に笑いかけた。
｢怒ってるわけじゃないよ、
ただ、何か理由があって嘘をついているのかなって。｣
こんな邪な気持ちでここに来てしまったことを
許してもらえるんだろうか。
でも逃げてはいけない。
大好きなQuizKnockだからこそ
軽率についてしまった嘘の責任をとる必要があると思う。
『話を、聞いてもらえますか？』
伊沢さんの目を見つめ返すと、
伊沢さんは優しい顔でうなずいた。
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ぷち。(プロフ) - qkﾌｧﾝさん» ありがとうございます！毎日更新頑張ってるんです、これからもよろしくお願いします！！ (2019年11月16日 13時) (
レス) id: f9f196cf1a (このIDを非表示/違反報告)
qkﾌｧﾝ - 更新頻度高くて嬉しいです！これからも応援してます♪ (2019年11月16日 1時) (レス) id: 938e232f21 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - Mokaさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です(;_;)頑張ります！ (2019年11月10日 9時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
Moka - 本当に好きです!!!これからも頑張ってください!!!応援してまーす!!! (2019年11月10日 1時) (レス) id: e15c47c4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - qk_a_z_u_さん» い、、1番！？光栄すぎます、ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 959900271f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作成日時：2019年11月1日 21時
